猫が恋のキューピッド
「きみは星の使者 」で平喜多さんのファンになってしまった私。
このコミックスも人外・・・というか、
猫の幽霊とか、物の怪とか
ちょっぴりファンタジックな人外たちが
出てくるのだと知って買ってしまいましたww
うん、うん。
やはり、平喜多さんのファンタジック人外は面白い！
短編・中編と３作品ほど収録されております。
どれもほっこりですかねー！
ゲロ甘カポーもおりますが、
ＢＬだから許せるってやつですww
とにかく表題作の猫のばんちょうが可愛かったの！
オッサンくさいところと一筆書きのようなイタズラ書きのような
あの顔も味があっていいわ～ww
平喜多 ゆや著コミック「こいねこむすび」
「こいねこむすび」
高校生の拓真には密かに恋する相手がいる。
それは介護ホームに務める介護士の一希だった。
一希の気を惹きたいのと会いたい一心で足繁く介護ホームに通う拓真。
おかげで一希からはボランティアに熱心な高校生として好感を持たれる。
そんな拓真のもとにある日猫の幽霊が現れるのだ。
離婚して今は別に住んでいる父親のもとにいた飼い猫のばんちょうの幽霊。
息子のことを気にかけている父親のために、
成仏する前に拓真の様子を見に来たというのだ。
なので拓真の恋が実るのを見届けてるというばんちょう。
ばんちょうの声や姿は拓真にしか見えない。
せっかく一希といい雰囲気になってもばんちょうがちらついて
好きな人と一緒にいてもそのことに集中できずにいる拓真なので、
かえってばんちょうが障害に・・・？ww
応援する、と言っているのに邪魔したりするばんちょうは
さすが気まぐれ猫ですww
このばんちょうのキャラがすんごく良かった！
拓真も一希も好感のモテるキャラだけど、やっぱりこの話は
ばんちょうのキャラが勝負の決め手！
気まぐれで上から目線で、ふざけてるようで情に厚い。
まるで昭和のオヤジのようなばんちょう。。。
幽霊のトレードマークである三角巾をしているのもお茶目。
キューピッドのわりに色々と邪魔もしてくれちゃって、
ばんちょうの姿を見れない一希を怒らせちゃったりで恋が逆境に陥ったりも。
だけど最後はばんちょうのおかげで
猫の肉球はスマホをいじれると言うしね。←いや、そういうことじゃないだろう
ばんちょうの子供も可愛かったーー！
これは２人の子供のようになっちゃうねーww
ペーパーに子猫の名前を考えている後日談が描かれていたけど、
結局、くみちょうになったのか、気になるわww
「花とみずうみ」
これが私が最初に書いた、ゲロ甘カポーですww
小説家の花とカフェでバイトしている湖人は同居している恋人同士。
辛い恋をしてきた湖人にとって優しい花との恋愛は
毎日がとっても幸せ。
そんな幸せの日々を日記に綴っていた湖人だったけど、その日記を花が見てしまう。
花に怒る湖人、その日以降なんだか花の様子がおかしくて・・・？
花のような穏やかな人はいいですねー。
燃え上がるような恋・・・というのではなく、
ずっと穏やかな日々をともにすごしましょう・・・というタイプ。
湖人の日記だって、花とのゲロ甘生活を綴っているだけなので
なんてことはないんだけど、ちょい恥ずかしくて怒っちゃったのよね。
それにいくら恋人同士といってもやっぱり他人のものを見てはいけない。
だけどそんな湖人の日記に綴られた花への想いに
涙して感動する花・・・・
もーーー、２人でよろしくやってくれ！と
作曲をするお友達の気分になっちゃいますww
実は花の行動が怪しかったのは、湖人の詩（あの日記をポエムだと思っているww）を
曲にするためだったのだww
ほんと、２人でよろしくやってくれ。。。
「めにはさやかに」
不思議な能力を持つ少年と彼のことを好きな少年との話。
この話も好きでしたー！
ほっこり和まされるの。
野々島は幽霊や物の怪や妖精のたぐいが見える不思議少年。
そのせいで中学のときは孤立していた。
でもその野々島のことを気になっていたのが同じクラスの藤倉だった。
波長が合うのか、野々島のおでこと藤倉のおでこをくっつけていると
能力のない藤倉にもその人ならざる存在を見る事ができたのだ。
おでこをくっつけても皆が皆、みえるわけじゃない。
見れたのは藤倉と今は亡くなった野々島の祖父だけ。
その日以来、お互いに特別な存在となった野々島と藤倉。
いつしか野々島の笑顔に惹かれ好きになっていく藤倉だったが、
高校生になってあまり藤倉の前で笑ってくれなくなった野々島が気になって・・・。
臆病で心優しい野々島がいいですねー。
彼のことも否定することなく受け入れる藤倉もなかなか男らしいです！
藤倉が最初に野々島に見せてもらったのは森の妖精コロポックル！
こんなの見せられたらすごーーい(≧▽≦)ってなっちゃうわー！
もちろん幽霊とかも見えちゃうし、人にいたずらする妖もいるから
全部が全部、いいものであるとは限らないんだけど。
２人がくっついたあとも藤倉は野々島とＨがしたい、
でも野々島にはそれを受け入れられない理由があった。
大人になると物の怪が見えなくなる・・・・かも知れない。
亡くなった祖父も昔はカッパとか見えたけれど、大人になったら見えなくなってしまった。
もちろん皆、そうとは限らない。見えるかどうかは誰にもわからないのだ。
だから藤倉とＨはしたい、でも、仲の良い妖の姿も見えなくなってしまうのも嫌だ、
Ｈをしないと藤倉から愛想を尽かされてしまうのでは・・・というジレンマ。
そこで野々島が相談をするのが・・・・
カッパ！！！
ww
で、カッパ先生が出した答えは・・・
俺、知らねーよ、カッパだし
確かに！www
でもカッパ先生はちゃんと言うのです。
たとえ俺の姿が見えなくなっても俺はここにいる。
何かあれば泣き言を言いに来い。聞いてやる。
あら～、男前。
このあと、ちゃんと藤倉と野々島はくっきましたww
猫の幽霊がキューピッドになったり、
カッパが恋愛の相談役だったり、
なかなか楽しい３作品なのでした！
Ｈ度
ストーリー度
参加しています。よろしくね
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「きみは星の使者 」で平喜多さんのファンになってしまった私。
このコミックスも人外・・・というか、
猫の幽霊とか、物の怪とか
ちょっぴりファンタジックな人外たちが
出てくるのだと知って買ってしまいましたww
うん、うん。
やはり、平喜多さんのファンタジック人外は面白い！
短編・中編と３作品ほど収録されております。
どれもほっこりですかねー！
ゲロ甘カポーもおりますが、
ＢＬだから許せるってやつですww
とにかく表題作の猫のばんちょうが可愛かったの！
オッサンくさいところと一筆書きのようなイタズラ書きのような
あの顔も味があっていいわ～ww
平喜多 ゆや著コミック「こいねこむすび」
- こいねこむすび (ショコラコミックス)/心交社
- ￥691 Amazon.co.jp
「こいねこむすび」
高校生の拓真には密かに恋する相手がいる。
それは介護ホームに務める介護士の一希だった。
一希の気を惹きたいのと会いたい一心で足繁く介護ホームに通う拓真。
おかげで一希からはボランティアに熱心な高校生として好感を持たれる。
そんな拓真のもとにある日猫の幽霊が現れるのだ。
離婚して今は別に住んでいる父親のもとにいた飼い猫のばんちょうの幽霊。
息子のことを気にかけている父親のために、
成仏する前に拓真の様子を見に来たというのだ。
なので拓真の恋が実るのを見届けてるというばんちょう。
ばんちょうの声や姿は拓真にしか見えない。
せっかく一希といい雰囲気になってもばんちょうがちらついて
好きな人と一緒にいてもそのことに集中できずにいる拓真なので、
かえってばんちょうが障害に・・・？ww
応援する、と言っているのに邪魔したりするばんちょうは
さすが気まぐれ猫ですww
このばんちょうのキャラがすんごく良かった！
拓真も一希も好感のモテるキャラだけど、やっぱりこの話は
ばんちょうのキャラが勝負の決め手！
気まぐれで上から目線で、ふざけてるようで情に厚い。
まるで昭和のオヤジのようなばんちょう。。。
幽霊のトレードマークである三角巾をしているのもお茶目。
キューピッドのわりに色々と邪魔もしてくれちゃって、
ばんちょうの姿を見れない一希を怒らせちゃったりで恋が逆境に陥ったりも。
だけど最後はばんちょうのおかげで
猫の肉球はスマホをいじれると言うしね。←いや、そういうことじゃないだろう
ばんちょうの子供も可愛かったーー！
これは２人の子供のようになっちゃうねーww
ペーパーに子猫の名前を考えている後日談が描かれていたけど、
結局、くみちょうになったのか、気になるわww
「花とみずうみ」
これが私が最初に書いた、ゲロ甘カポーですww
小説家の花とカフェでバイトしている湖人は同居している恋人同士。
辛い恋をしてきた湖人にとって優しい花との恋愛は
毎日がとっても幸せ。
そんな幸せの日々を日記に綴っていた湖人だったけど、その日記を花が見てしまう。
花に怒る湖人、その日以降なんだか花の様子がおかしくて・・・？
花のような穏やかな人はいいですねー。
燃え上がるような恋・・・というのではなく、
ずっと穏やかな日々をともにすごしましょう・・・というタイプ。
湖人の日記だって、花とのゲロ甘生活を綴っているだけなので
なんてことはないんだけど、ちょい恥ずかしくて怒っちゃったのよね。
それにいくら恋人同士といってもやっぱり他人のものを見てはいけない。
だけどそんな湖人の日記に綴られた花への想いに
涙して感動する花・・・・
もーーー、２人でよろしくやってくれ！と
作曲をするお友達の気分になっちゃいますww
実は花の行動が怪しかったのは、湖人の詩（あの日記をポエムだと思っているww）を
曲にするためだったのだww
ほんと、２人でよろしくやってくれ。。。
「めにはさやかに」
不思議な能力を持つ少年と彼のことを好きな少年との話。
この話も好きでしたー！
ほっこり和まされるの。
野々島は幽霊や物の怪や妖精のたぐいが見える不思議少年。
そのせいで中学のときは孤立していた。
でもその野々島のことを気になっていたのが同じクラスの藤倉だった。
波長が合うのか、野々島のおでこと藤倉のおでこをくっつけていると
能力のない藤倉にもその人ならざる存在を見る事ができたのだ。
おでこをくっつけても皆が皆、みえるわけじゃない。
見れたのは藤倉と今は亡くなった野々島の祖父だけ。
その日以来、お互いに特別な存在となった野々島と藤倉。
いつしか野々島の笑顔に惹かれ好きになっていく藤倉だったが、
高校生になってあまり藤倉の前で笑ってくれなくなった野々島が気になって・・・。
臆病で心優しい野々島がいいですねー。
彼のことも否定することなく受け入れる藤倉もなかなか男らしいです！
藤倉が最初に野々島に見せてもらったのは森の妖精コロポックル！
こんなの見せられたらすごーーい(≧▽≦)ってなっちゃうわー！
もちろん幽霊とかも見えちゃうし、人にいたずらする妖もいるから
全部が全部、いいものであるとは限らないんだけど。
２人がくっついたあとも藤倉は野々島とＨがしたい、
でも野々島にはそれを受け入れられない理由があった。
大人になると物の怪が見えなくなる・・・・かも知れない。
亡くなった祖父も昔はカッパとか見えたけれど、大人になったら見えなくなってしまった。
もちろん皆、そうとは限らない。見えるかどうかは誰にもわからないのだ。
だから藤倉とＨはしたい、でも、仲の良い妖の姿も見えなくなってしまうのも嫌だ、
Ｈをしないと藤倉から愛想を尽かされてしまうのでは・・・というジレンマ。
そこで野々島が相談をするのが・・・・
カッパ！！！
wwで、カッパ先生が出した答えは・・・
俺、知らねーよ、カッパだし
確かに！www
でもカッパ先生はちゃんと言うのです。
たとえ俺の姿が見えなくなっても俺はここにいる。
何かあれば泣き言を言いに来い。聞いてやる。
あら～、男前。
このあと、ちゃんと藤倉と野々島はくっきましたww
猫の幽霊がキューピッドになったり、
カッパが恋愛の相談役だったり、
なかなか楽しい３作品なのでした！
Ｈ度
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