私と罪深い闇に堕ちる覚悟がないのなら、
この先、どこで会ったとしても
二度と声をかけてくるな。
マフィア×神学生
うー、これだけでも萌えてしまいます！！
日本の893モノも好きだけど
イタリアマフィアモノは多分それ以上に好き！（と思われる）
日本の893は足抜けをすることはできるけれど
イタリアマフィアは沈黙の掟（オメルタ）がありますからね、
もっとシビアです。
絶対裏切り、足抜けは赦されない。
それは死を意味するのだ。
そんなシビアな世界に踏み込んでしまった神学生の透真。
神に仕えながら、
その真逆にいるアルフィオに惹かれてやまない。
神の教えに背き愛を貫こうとしたのに
その男に裏切られてしまうのだ。
シリアスでラストも賛否が分かれそうだけど、
こういう設定は好きですねー！
華藤 えれな著「この聖なる束縛に」
もう消えてしまいたい—ローマで神父になるため学んでいた透真は、性的な虐めが横行する神学校に絶望していた。そんな時、偶然出逢った一人の刑事。「私なら逃げない」そう言う彼の強さに透真はどうしようもなく惹かれ、神への背徳だと知りながらも愛を教えられ淫らな逢瀬を重ねていく。だが突然マフィアの抗争に巻き込まれ、ようやく気付く…すべては彼の罠だったと。彼は刑事ではなく、組織の人間なのか?複雑に絡み合う愛憎の鎖に囚われた二人の運命は—。
日本から留学してきた透真。
神父になるためにローマにある神学校へ やってきたのだ。
透真は養父母に育てられてきたので、その恩に報いるためにも
ここでちゃんと認められて神父になることが大事だったのだけれど・・・
実は性的な嫌がらせ、、イジメが透真を待受けていた。
そんな生活にとうとう耐えきれなくなった透真は日本へ帰ろうとするのだけど、
スリに遭ってしまったのだ。
日本に帰ることさえも赦されない・・・・
絶望的になった透真は身投げをしようとしたのだが、、、、
そこにいたのは精悍な一人の男性。
彼の冷たい態度に逆に励まされ、もう一度頑張ってみようという気持ちになる透真。
そしてその日からその彼のことが透真の頭から離れなくなってしまったのだ。
このミステリアスな男性のことが忘れられない透真。
彼の忠告があったのにも関わらず、彼の姿を追いかけ声をかけそしてとうとう関係を持ってしまう。
一度関係を持ってしまったら
それはもうずるずると関係を続けてしまうのだけれど、
そんなことをしていれば気付かれないはずもなく・・・・
とうとう透真とその男性・アルフィオとの淫らな関係が知られてしまう事に・・・
ところが、アルフィオは実は透真を単に利用しているだけで
そこに愛情がなかった、ということを透真は知ってしまう。
透真の通う神学校がマフィアに襲われそしてそれにアルフィオが関わっていること、
神学校の様子を知りたくて透真に近付いた事、
そのため学校が襲われ大けがを負った透真が左目を失明してしまったこと
アルフィオを憎み、復讐するために
透真は彼らと対峙する決意をするのだが・・・・
裏切りや事件の真相、
そしてアルフィオの正体など
厚みのあるノベルズだけど、息をつかせぬ展開は
楽しませてくれます。
特にアルフィオの正体は・・・・
読んでいるこちらも二転三転させられて
いったいどっちなんだ？と思わせてくれるんですよね。
アルフィオのような危険の香りがする男に惹かれるのって何だかわかるわー。
あのブラッドオレンジを食べさせるシーンなんて
かなりエ口ティックでしたよねー！
最後の彼の行動はどうよ？っていう声が結構あるんだけど
私は透真の状況がそうなってしまった、、、と書いてあった時から
最後はきっと彼はそうするんじゃないかな、、と思っていたので
あまり「えー！」とかって思わなかったのね。
それだけの覚悟があってのこと、、、ということだよね。
でも逆に受けの透真が・・・
「ん？」と思うことがたくさんあって。。。
彼はちょっと可哀相な境遇で育ってきたこともあって
神父になることが自分のできること、と思って真剣にやってきたのよね。
そして何より母の放蕩な血を恐れていた。
その彼がなぜあっさりとアルフィオに堕ちて
Ｈ三昧になってしまったのか・・・！
葛藤が決してなかったわけじゃないんだけど、
最初の時も、そして事件があって彼に復讐を誓ったあとも
Ｈに簡単に溺れてしまう姿が
解せなかったのよねーーー！
私としてはもうちょい彼の気概を見せて欲しかったのだ！！
それだけアルフィオに抗えない魅力があるといえばそれまでなんだけど、
私としてはＨは本当に最後の最後で良かったんじゃないか、、、と
思ってしまったんだな～。
受けにはもっと焦らしテクを磨いて欲しいのですｗｗ
さて、この作品スピンオフもあるんだよね。
アルフィオの義兄になるのかな。
それも楽しみです！！
Ｈ度
ストーリー度
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この先、どこで会ったとしても
二度と声をかけてくるな。
マフィア×神学生
うー、これだけでも萌えてしまいます！！
日本の893モノも好きだけど
イタリアマフィアモノは多分それ以上に好き！（と思われる）
日本の893は足抜けをすることはできるけれど
イタリアマフィアは沈黙の掟（オメルタ）がありますからね、
もっとシビアです。
絶対裏切り、足抜けは赦されない。
それは死を意味するのだ。
そんなシビアな世界に踏み込んでしまった神学生の透真。
神に仕えながら、
その真逆にいるアルフィオに惹かれてやまない。
神の教えに背き愛を貫こうとしたのに
その男に裏切られてしまうのだ。
シリアスでラストも賛否が分かれそうだけど、
こういう設定は好きですねー！
華藤 えれな著「この聖なる束縛に」
- この聖なる束縛に―サン・カルチェラート― (ルナノベルズ)/華藤 えれな
- ￥900
- Amazon.co.jp
もう消えてしまいたい—ローマで神父になるため学んでいた透真は、性的な虐めが横行する神学校に絶望していた。そんな時、偶然出逢った一人の刑事。「私なら逃げない」そう言う彼の強さに透真はどうしようもなく惹かれ、神への背徳だと知りながらも愛を教えられ淫らな逢瀬を重ねていく。だが突然マフィアの抗争に巻き込まれ、ようやく気付く…すべては彼の罠だったと。彼は刑事ではなく、組織の人間なのか?複雑に絡み合う愛憎の鎖に囚われた二人の運命は—。
日本から留学してきた透真。
神父になるためにローマにある神学校へ やってきたのだ。
透真は養父母に育てられてきたので、その恩に報いるためにも
ここでちゃんと認められて神父になることが大事だったのだけれど・・・
実は性的な嫌がらせ、、イジメが透真を待受けていた。
そんな生活にとうとう耐えきれなくなった透真は日本へ帰ろうとするのだけど、
スリに遭ってしまったのだ。
日本に帰ることさえも赦されない・・・・
絶望的になった透真は身投げをしようとしたのだが、、、、
そこにいたのは精悍な一人の男性。
彼の冷たい態度に逆に励まされ、もう一度頑張ってみようという気持ちになる透真。
そしてその日からその彼のことが透真の頭から離れなくなってしまったのだ。
このミステリアスな男性のことが忘れられない透真。
彼の忠告があったのにも関わらず、彼の姿を追いかけ声をかけそしてとうとう関係を持ってしまう。
一度関係を持ってしまったら
それはもうずるずると関係を続けてしまうのだけれど、
そんなことをしていれば気付かれないはずもなく・・・・
とうとう透真とその男性・アルフィオとの淫らな関係が知られてしまう事に・・・
ところが、アルフィオは実は透真を単に利用しているだけで
そこに愛情がなかった、ということを透真は知ってしまう。
透真の通う神学校がマフィアに襲われそしてそれにアルフィオが関わっていること、
神学校の様子を知りたくて透真に近付いた事、
そのため学校が襲われ大けがを負った透真が左目を失明してしまったこと
アルフィオを憎み、復讐するために
透真は彼らと対峙する決意をするのだが・・・・
裏切りや事件の真相、
そしてアルフィオの正体など
厚みのあるノベルズだけど、息をつかせぬ展開は
楽しませてくれます。
特にアルフィオの正体は・・・・
読んでいるこちらも二転三転させられて
いったいどっちなんだ？と思わせてくれるんですよね。
アルフィオのような危険の香りがする男に惹かれるのって何だかわかるわー。
あのブラッドオレンジを食べさせるシーンなんて
かなりエ口ティックでしたよねー！
最後の彼の行動はどうよ？っていう声が結構あるんだけど
私は透真の状況がそうなってしまった、、、と書いてあった時から
最後はきっと彼はそうするんじゃないかな、、と思っていたので
あまり「えー！」とかって思わなかったのね。
それだけの覚悟があってのこと、、、ということだよね。
でも逆に受けの透真が・・・
「ん？」と思うことがたくさんあって。。。
彼はちょっと可哀相な境遇で育ってきたこともあって
神父になることが自分のできること、と思って真剣にやってきたのよね。
そして何より母の放蕩な血を恐れていた。
その彼がなぜあっさりとアルフィオに堕ちて
Ｈ三昧になってしまったのか・・・！
葛藤が決してなかったわけじゃないんだけど、
最初の時も、そして事件があって彼に復讐を誓ったあとも
Ｈに簡単に溺れてしまう姿が
解せなかったのよねーーー！
私としてはもうちょい彼の気概を見せて欲しかったのだ！！
それだけアルフィオに抗えない魅力があるといえばそれまでなんだけど、
私としてはＨは本当に最後の最後で良かったんじゃないか、、、と
思ってしまったんだな～。
受けにはもっと焦らしテクを磨いて欲しいのですｗｗ
さて、この作品スピンオフもあるんだよね。
アルフィオの義兄になるのかな。
それも楽しみです！！
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