めっちゃめちゃ私好み~~!!

泣けたしww
ま、途中、イラっとするところもあるんだけど
でも全体的に楽しめて読めました!!

んもう、大好きですね、こういう作品ww
虫が・・・・苦手ですけど・・・・


そうなんです。
この話はSF要素が入っていまして
未来の地球では虫と融合することで
より強い生命力を持とうとしたのだ。

融合した虫の種類によってその特性が全然違うので
強い虫と融合した家系は
自然と上流階級(ハイクラス)の人間に、、、

受けっ子はシジミチョウ出身。
ごくごく一般的な可憐な蝶。
そのツバメシジミの血を引く翼が
テレビのとある番組にインタビューで出ていた
メキシカンレッドニー(タランチュラ)の血を引く澄也に憧れ、
同じ高校に入学することを決意したのだが・・・!

以前、御景椿さんの「恋愛虫毒 」をレビューしたけど、
あっちは完全に虫の擬人化でしたが、
あんな感じですかね~。御景さんのは学園モノじゃないけどさ。


樋口 美沙緒「愛の巣へ落ちろ!」
愛の巣へ落ちろ! (白泉社花丸文庫)/樋口 美沙緒
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ロウクラス種シジミチョウ科出身の翼は、テレビで颯爽とした姿を見て以来、ハイクラス種名家の御曹司で、タランチュラ出身の七雲澄也に憧れていた。一目彼 に逢いたくて、澄也の通う星北学園に入学した翼だったが、実際の澄也は下半身にだらしない嫌な奴で、開口一番「シジミチョウは嫌いだ」と冷たく切り捨てられてしまう。あげく、澄也の張った「巣」に捕われた翼は、強引に身体を奪われるはめに。けれどどんなに冷たい態度を取られても、澄也を嫌いになれなく て…。擬人化チックファンタジー登場。



もう、虫っていうだけで、

ひーーーーーっがーん

ってなる私なので、SFであろうとなんであろうと
人間と虫の融合なんて・・・・・卒倒しそう・・・・・・。

そーいや昔、ハエと融合しちゃった男の話で
クローネンバーグ監督の「The Fly」ってー映画があったなぁ。。。

でもこれは映画のようにうっかりハエと融合したんじゃなくって
ちゃんと目的があって虫と融合したんですね。
そしてその結果、融合した虫の種類によって
特性が全然違うため、より生物界で強い特性を持つ者が
この今の世界ではハイクラスの人間と言われているのだ。

強いものって蜘蛛はもちろん、スズメバチとか、カブトムシとか。

この話の受けっ子はシジミチョウ。
しかも雌雄の組織が入り交じった「性モザイク」なのだ。
もともと身体が弱い上に性モザイクは
成人までもたないとも言われている。

いつ命の灯火が消えるかわからない。
それならば家の中でじっとしているよりも
外の世界へ出て思いっきり生きてみたい・・・・
そう思うようになった翼。
そのきっかけを与えてくれたのはテレビのインタビューで
澄也が答えていたこの一言だった。


幸せな人間というのは、
自分の人生を生ききったヤツのことだ。



この一言で澄也と同じ高校へ入学することを決意。
だけど楽しいはずの学校生活は翼にとって辛い日々の始まりだった。

ハイクラスの人間が多く通うこの学校において
ロウクラスの翼はバカにされ、イジメの対象に。

しかも憧れの澄也のお手付きとなってしまい
これで澄也に憧れる生徒たちからまたもや過酷なイジメが・・・

澄也はタランチュラなんで、力はそんじょそこらの者では全然かなわない。
しかも年中発情してるっぽい!?www

うっかり澄也の巣にかかってしまった翼はあっという間に
頂かれちゃったというわけだ。

最初は澄也も翼のことを鼻にもかけていなかったんだけど
翼が巣にひっかかって思わず喰ってしまってからというもの
本人否定しているけど、かなり執着をみせている。
そんな執着を見せられたら、澄也のことを狙っている
回りのヤツが翼を放っておくなんてことはなく・・・

澄也はかなり俺様な性格なので
この俺様キャラが
どんどん受けっ子にハマリ
最後はアマアマになる・・・って
パターンが好きな人にはオススメですよね!!

性モザイクとか
寿命がちょっと微妙とか
そういうドキドキ要素も含まれているため
泣き所もあるし、
受けっ子は健気だし、
思った以上に楽しんで、泣けて、
そしてその後も色々想像しちゃうストーリーでした!!

そうなの!!
その後が気になるの!!
そしてその後については同人誌があるようなんですが!
探しても見つからない~。

いつか絶対読んでやる~~!!


H度ドキドキドキドキドキドキドキドキ
ストーリー度満月満月満月満月三日月

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