やっと重い腰をあげてこのシリーズを読み始めました！
その名も「清澗寺家」シリーズ！！
新書のうえに二段組なんだもん。
でも頑張って半身浴しながら
読みきったわ！
主従関係、いいっすねーー！！
大正時代にお華族様、そして主従関係。しかも幼馴染。
美味しい萌えがたくさん詰まってます！
が！！
いやー、苛々しっぱなしでしたよー！
すべてに！！ww
でもこの話を読むと
話の内容は違えども、あの
「タナトスの双子1912 」、「タナトスの双子1917 」を
思い起こさせるものがあったかな。
最悪なことも考えたけど
こちらはちゃんと逃げおおせたようで
一応はハッピーエンドでしたね。
和泉 桂著「この罪深き夜に」
没落しつつある旧家の長男の国貴は、幼馴染みで使用人の息子である遼一郎と偶然に再会する。ささいな誤解から離ればなれになっていた二人だったが、それをきっかけに、国貴は窮屈な暮らしの中の安らぎを遼一郎に求め、彼に惹かれていく。しかし、遼一郎には命に関わる重大な秘密があった。それを知った国貴は、自らの身体を差し出して彼を救おうとするのだが…。許されぬ愛に溺れる、主従ラブロマンス。
いやいや、この主従関係には萌えましたね！
小さい頃からお互いを慕い合っていたけれど
国貴に怪我を負わせてしまったと周囲に思われてしまった遼一郎は
遠縁に引き取られ、さらに奉公に出されてしまい
二人は引き離され・・・・・
これだけでもかなりイケル！！ww
国貴はひたすら遼一郎の「ずっとそばにいる」という言葉を支えに
遼一郎がやってきてくれるのをひたすら待っているわけ。
これも健気だよね！
だけど待てど暮らせど遼一郎は来ることはない。
それから10数年の月日が経ち、軍人となった国貴は偶然にも遼一郎と再会する。
一度は会いに来てくれない遼一郎のことを恨みがましくも思ったりしたけど
やっぱりどんなに長年会っていなくても、遼一郎のことはすぐにわかってしまう。
再会すれば懐かしさと喜びとそして愛しい気持ちがが国貴を支配するのだ。
国貴、かなりのツンデレキャラです！！( ´艸｀)
（はい、ここ大事～。）
なまじっか美人で頭がよくていいところの坊ちゃんで・・・
没落しつつある家のことで頭を痛めていても
長男として生真面目に諸所の問題にも解決しようと躍起になる。
だかど遼一郎の前ではとたんにかわいい男になっちゃうんだな～！！
んじゃ、何に苛々したかというと、
この清澗寺家を取り巻く全てにでしょうかね～。
特にオヤジにですよーー！！
これがすんごく美形で若いの！！
でも家のことも子供たちのこともどーでもよくって
日がな一日情事にふけっているというわけだ。
何を考えているのかさっぱりわからないこのオヤジに
一番苛々させられたでしょうかね～。
このオヤジが何もしないので
どんどんこの清澗寺家は没落していくのだ。
そして長男である国貴が身を粉にして奔走するハメに。。。。
でもオヤジはやっぱり一日中、
秘書という名目の情人とずっとＨ三昧！
いや、もしかしたらオヤジにはオヤジなりに何か考えがあるのかも知れないし（ないかも知れない）
今後、シリーズ中にはオヤジ主役の話もあるようなので
そこでこの人の考えがわかってくるのかな？
そうすれば彼に対する苛々感もちょっとは収まったりするのだろうか？
それどころか大好きキャラになったりするのだろうか？
今、この状況では皆目見当もつかないけど
いずれにしても、親の犠牲になって子供が苦労するのは
ちょっと違うよな～～と思っちゃうわけですよ。
もちろん、長男でありこの話の主役でもある国貴にも
イラッとすることはあったのよね。
お真面目すぎて、とにかく没落していく自分の家を守ろうと必死なの。
もちろん長男としての責任がそうさせてはいるんだろうけど、
今思えば、遼一郎が帰ってくることを心の片隅で信じてて
その場所を守ろうとしていたのかもね。
だけど、その遼一郎のことを思っていた気持ちは
当の遼一郎によって裏切られてしまうのだ。
遼一郎は憲兵にも目をつけられているほどの活動家だったのだ。
身分差と貧困の差が生じていたこの時代に
共産主義を唱える輩も多かったということだ。
なんとか憲兵に捕まる前に遼一郎を救いたい、
活動なんてそんなことをやめさせたい、、、、
そう思って国貴がとった手段とは・・・・
こういうストイックな人が乱れる姿ってやっぱり萌える！ww
しかも、憎むべき人に身を委ねるのは
憎悪と羞恥が混ざり合っていて尚更萌えるのかも！？
最後までどうなるのかわからない展開は
面白かったですよ。
しかも逃げ切った先での二人の生活までも
垣間見れてヨカッタです！！
Ｈ度
（ストイックな兄と淫/乱オヤジのおかでですかね！？ww）
ストーリー度
はい、もちろんＣＤも出てます。
■CAST
清澗寺国貴：千葉進歩、成田遼一郎：置鮎龍太郎、浅野要：風間勇刀
清澗寺和貴：野島健児、清澗寺道貴：福山潤、清澗寺冬貴：神谷浩史
お父ちゃんはヒロＣだったんだね！
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その名も「清澗寺家」シリーズ！！
新書のうえに二段組なんだもん。
でも頑張って半身浴しながら
読みきったわ！
主従関係、いいっすねーー！！
大正時代にお華族様、そして主従関係。しかも幼馴染。
美味しい萌えがたくさん詰まってます！
が！！
いやー、苛々しっぱなしでしたよー！
すべてに！！ww
でもこの話を読むと
話の内容は違えども、あの
「タナトスの双子1912 」、「タナトスの双子1917 」を
思い起こさせるものがあったかな。
最悪なことも考えたけど
こちらはちゃんと逃げおおせたようで
一応はハッピーエンドでしたね。
和泉 桂著「この罪深き夜に」
- この罪深き夜に (リンクスロマンス)/和泉 桂
- ￥898
- Amazon.co.jp
没落しつつある旧家の長男の国貴は、幼馴染みで使用人の息子である遼一郎と偶然に再会する。ささいな誤解から離ればなれになっていた二人だったが、それをきっかけに、国貴は窮屈な暮らしの中の安らぎを遼一郎に求め、彼に惹かれていく。しかし、遼一郎には命に関わる重大な秘密があった。それを知った国貴は、自らの身体を差し出して彼を救おうとするのだが…。許されぬ愛に溺れる、主従ラブロマンス。
いやいや、この主従関係には萌えましたね！
小さい頃からお互いを慕い合っていたけれど
国貴に怪我を負わせてしまったと周囲に思われてしまった遼一郎は
遠縁に引き取られ、さらに奉公に出されてしまい
二人は引き離され・・・・・
これだけでもかなりイケル！！ww
国貴はひたすら遼一郎の「ずっとそばにいる」という言葉を支えに
遼一郎がやってきてくれるのをひたすら待っているわけ。
これも健気だよね！
だけど待てど暮らせど遼一郎は来ることはない。
それから10数年の月日が経ち、軍人となった国貴は偶然にも遼一郎と再会する。
一度は会いに来てくれない遼一郎のことを恨みがましくも思ったりしたけど
やっぱりどんなに長年会っていなくても、遼一郎のことはすぐにわかってしまう。
再会すれば懐かしさと喜びとそして愛しい気持ちがが国貴を支配するのだ。
国貴、かなりのツンデレキャラです！！( ´艸｀)
（はい、ここ大事～。）
なまじっか美人で頭がよくていいところの坊ちゃんで・・・
没落しつつある家のことで頭を痛めていても
長男として生真面目に諸所の問題にも解決しようと躍起になる。
だかど遼一郎の前ではとたんにかわいい男になっちゃうんだな～！！
んじゃ、何に苛々したかというと、
この清澗寺家を取り巻く全てにでしょうかね～。
特にオヤジにですよーー！！
これがすんごく美形で若いの！！
でも家のことも子供たちのこともどーでもよくって
日がな一日情事にふけっているというわけだ。
何を考えているのかさっぱりわからないこのオヤジに
一番苛々させられたでしょうかね～。
このオヤジが何もしないので
どんどんこの清澗寺家は没落していくのだ。
そして長男である国貴が身を粉にして奔走するハメに。。。。
でもオヤジはやっぱり一日中、
秘書という名目の情人とずっとＨ三昧！
いや、もしかしたらオヤジにはオヤジなりに何か考えがあるのかも知れないし（ないかも知れない）
今後、シリーズ中にはオヤジ主役の話もあるようなので
そこでこの人の考えがわかってくるのかな？
そうすれば彼に対する苛々感もちょっとは収まったりするのだろうか？
それどころか大好きキャラになったりするのだろうか？
今、この状況では皆目見当もつかないけど
いずれにしても、親の犠牲になって子供が苦労するのは
ちょっと違うよな～～と思っちゃうわけですよ。
もちろん、長男でありこの話の主役でもある国貴にも
イラッとすることはあったのよね。
お真面目すぎて、とにかく没落していく自分の家を守ろうと必死なの。
もちろん長男としての責任がそうさせてはいるんだろうけど、
今思えば、遼一郎が帰ってくることを心の片隅で信じてて
その場所を守ろうとしていたのかもね。
だけど、その遼一郎のことを思っていた気持ちは
当の遼一郎によって裏切られてしまうのだ。
遼一郎は憲兵にも目をつけられているほどの活動家だったのだ。
身分差と貧困の差が生じていたこの時代に
共産主義を唱える輩も多かったということだ。
なんとか憲兵に捕まる前に遼一郎を救いたい、
活動なんてそんなことをやめさせたい、、、、
そう思って国貴がとった手段とは・・・・
こういうストイックな人が乱れる姿ってやっぱり萌える！ww
しかも、憎むべき人に身を委ねるのは
憎悪と羞恥が混ざり合っていて尚更萌えるのかも！？
最後までどうなるのかわからない展開は
面白かったですよ。
しかも逃げ切った先での二人の生活までも
垣間見れてヨカッタです！！
Ｈ度
（ストイックな兄と淫/乱オヤジのおかでですかね！？ww）ストーリー度
はい、もちろんＣＤも出てます。
■CAST
清澗寺国貴：千葉進歩、成田遼一郎：置鮎龍太郎、浅野要：風間勇刀
清澗寺和貴：野島健児、清澗寺道貴：福山潤、清澗寺冬貴：神谷浩史
お父ちゃんはヒロＣだったんだね！
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