だったら、一緒に地獄に堕ちるか



きゃー!!私好みの作品でした!!(≧▽≦)

これ、読みたい読みたいと思っていたんですよ。
いやね、今までも月上さんの作品は
何作か読んできたんだけど、
これまでとは一線を画しますね!!

ひょー、こんな話も書くんだ・・・・みたいな。

本の薄さが残念です。
あまり意味のないことをダラダラ長々と書かれるのは
読む方も辛いんだけど、
この作品はもう少し厚みがあってもよかったんじゃないかな、と。

ダークな雰囲気な作品なんだけど、
全体的にエ/ロティック!


禁断の果実は甘い・・・とよく言うけれど
まさにそんな感じの話ですね。
そして挿絵の奈良さんが
この作品に重みをもたせてくれてます!

ピッタリ!!

危険攻めの蒼のふぇろもんがタダ漏れしております!!


月上 ひなこ著「この血の果てに」
この血の果てに (幻冬舎ルチル文庫)/奈良 千春
¥540
Amazon.co.jp

大学生の木下葉月は、アパートの火事で家をなくし、頼った友人宅にもいられず一夜を外で明かす。風邪で倒れた葉月を看病してくれたのは、日本画家・一ノ瀬蒼。蒼の家に居候することになった葉月に、蒼は絵のモデルを頼む。やがて蒼は葉月に執着し始め、葉月も蒼を受け入れ関係を持つ。しばらくは蜜月が続いたが、急に蒼が葉月を突き放し…。


月上さんの作品ということもあったけど、
奈良さんのこの表紙にもすごく惹かれていました!
ただならぬ雰囲気が伝わってくる・・・・

大学生の葉月はアパートが火事でいられなくなり、バイト先で知りあった友人の好意で
彼のアパートでやっかいになっていたのも束の間
そいつは葉月を狙っていたヤツで、いきなり葉月を襲うと・・・・
アパートから飛び出し、帰る場所もなくし、途方にくれていた葉月が倒れたところを保護してくれたのが
日本画家の蒼だったのだ。

蒼の家に間借りすることになった葉月だけど、
こんなことになっても実家には帰りたくはなかったのだ。それはもう頑なに。
母親が極度の過干渉で葉月は息が詰まりそうだったのね。

ところが間借りしている蒼の家にはひっきりなしに
女が代わる代わるやってくる。。。

そして所構わず、葉月がいようともお構いなしに
その女性たちとタダレタ性/生活を送る蒼なのだ。

ある日、その蒼と女性との行為を見てしまった葉月は
蒼の姿を見て欲 情してしまうのだ。
蒼はそんな葉月をお見通しで、それをきっかけに蒼と葉月は一線を越え、
どんどんミダラになっていく。。。

蒼は葉月と寝るようになって、女性たちを寄せ付けなくなり
二人っきりで乱れた生活を・・・ww

ところがある日、蒼のパトロンの女性から蒼がなぜ、のべつまくなしにHをするのか・・・
その理由を聞くことになるんだけど・・・・



蒼が俺は狂っているんだ、と言っているとおり
蒼の過去を知ると、空恐ろしくもなってくる。
決してそれは蒼のせいではないんだけど、
何か魔物に取り憑かれているとしか思えない、この愛憎も
二人一緒に堕ちていくのならそこもまた楽園なのかもしれないね。

ページ数のためなのか、もう少し心理描写とか
細々としたエピソードが入っていれば
話にぐんと厚みを増したんだろうけど、
それだけにちょっと先が見えてしまったのが本当にもったいない。

もっと葉月が蒼に堕ちるまでに
悶々とした葛藤と
蒼の態度が豹変してからの辛さとかも
もう少し書き込んで欲しかったというところかな。
それから私としてはもっと蒼が葉月を
猫ッ可愛がりするのを読みたかった。
洋服を買って与えるってだけではなくね。

そうすることで葉月のダメージもより増すというところだろうか。
っていうか、私が攻めが受けを甘やかし倒すのが大好きなだけなんだけどさwww


でもね、先が見えてしまってもそれでも読み進まずにはいられない魅力もあったのも確か。

んで、何度も言うけれど、
奈良さんの絵が最高なんです!!
蒼の黒子を舐めてみたい・・・と葉月が思うシーンがあるんだけど、
マジにこの黒子はエ/ロい!!

そして蒼が38歳とは思えないくらいに精/力増強!!

葉月・・・・・壊れちゃわないかな・・・??

まぁ、友人に医者がいるから大丈夫か。

とにかく背徳感と甘美さを兼ねた作品です!!

これ、CDにならないのかな。。。

H度ドキドキドキドキドキドキドキドキ
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