ようやく3巻全部揃ったので
読み始めました!茅島氏。

生粋のお坊ちゃまって
こういう人なんだろうな、、って感じですねー!

いや、イマドキのお坊ちゃまなら
色々と色々と知っているかとは思うけど
ホント、世俗の垢にまみれてないというか、
いやー、楽しいキャラです、この茅島氏。

生まれた時からお坊ちゃまで
人にかしずかれることに慣れていて
資産家だから働いたこともない。

でもね、イギリスあたりにいくと
本当にそういうお貴族様っていうのはいるんだよね。
で、40過ぎて初めて働くんだけどその内容は
一流ホテルの会員制クラブの会員勧誘。
ようはお貴族様の一流のコネでしかできない勧誘というわけだ。

そんなイギリスのお貴族様を彷彿とさせるこの茅島氏。
ただ、彼は何にも興味がないから何かに燃えるってこともない。

興味というか好きなものは一応美しいものらしいけど。
その茅島氏が庭師に恋をしちゃったのだ。


遠野 春日著「茅島氏の優雅な生活 1」
茅島氏の優雅な生活〈1〉 (幻冬舎ルチル文庫)/遠野 春日
¥580
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桁外れの資産家だが孤独な青年・茅島氏の心を初めて捉えたのは庭師の「彼」。嵐の夜、突然アパートに押しかけてきて告白する茅島氏に、つい意地悪をしてしまう庭師だが、世俗にまみれない茅島氏の素直さに次第に惹かれてゆく。美しいイングリッシュガーデンに囲まれたお屋敷を舞台に、庭師×主人の恋を描く人気作。単行本未収録作を加えて文庫化。
 



短編がいくつも入っていて
この茅島氏のシリーズになっています。

最初はこの茅島氏と「彼」の間柄が何だろう?と思わせる。
そして茅島氏のバックグラウンドが徐々にわかってくるんだけど
とにかくこの人だから許される・・・
ってーのが随所にあるわけww

フツーの人がこんなこと言ったり、やったりしたら
ヒンシュク買いそうなことも
茅島氏だから「ま、それもアリだわね~」と思ってしまう。

最初はね、高慢で傲慢な人なのかと思っていたら
お坊ちゃまの成せる技だった。。。。
彼は特に人を傷つけようとかそういうことを思っているわけじゃない。

ただかしずかれ~の生活が当たり前なもんだから
他人との接し方もちょっと・・・・変www

その茅島氏が自分ちの庭師に恋をしていることを
ひょんなことから自覚しちゃうんだけど
それもまたすんごくとーとつなの。

人を好きだと思ったらその人と寝たいと思うものだ、、と
言われて庭師のところに突然告白しに来たのよね。しかも嵐のさなか。

庭師もいくら御主人とはいえ
突然のこの不躾な訪問に腹をたててたんだけど
茅島の気持ちがとっても真剣で
そして朴訥・・・というか、あまりにも言葉が少ない茅島との会話で
どんどん茅島が可愛く感じてきちゃうのよ。

26歳ドー☆テー君な茅島氏だけどそのことさえも
「誰にだって初めてはある。おまえがわたしに初めてを教えればいい。
わたしはちゃんとしてみせる」

と、初めてなのにこの自信ありげな堂々ったる話ぶりwww
つか、彼は基本的に全てに対して素直に言葉にするんだと思うのよね。
だからこそベッドの中でのHでの快楽にも正直だし
乱れっぷりはマジにカワイイのよね~!

それに茅島氏の前でだけ
泣いたり、ちょっとだけ笑ったり、赤くなったり、怒ったり・・・(運転免許とったり)
無表情な茅島氏が結構表情をくるくる変えるのもまたいいわ~!

まさに
ギャップ燃え!!

庭師もとうとうこのギャップにやられちゃう。

可愛いし好きだとも、そして一生をそばにいたいとも思うように。

だって、茅島氏は庭師との恋愛にすごく真剣なの。
いつもと同じ、飄々としてるんで、あんまりわかりにくいんだけど
彼はこれと思ったら即行動に移す、実は行動派だと思うなー!ww

茅島氏のキャラと日高ショーコさんの絵がとっても素敵にマッチしてるんで
そこでもまた魅せる小説ですね。

こんな資産家のおぼっちゃまが男と・・・・いいのか?と思うけど
両親はもういないし、身内同然な執事の波多野さんは

「とにかくなんでもいいから坊ちゃんに興味を持つ対象が出来て良かった~」

って感じで二人を応援しているwww

秘書の小泉さんもとっても素敵なので
2以降で、彼も幸せにしてあげてほしいな~。


H度ドキドキドキドキドキドキ
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