「俺は絶対に真音から離れないから。
もう二度と、離れないから。」


これ、本当はこの話しの前に
「眠る探偵」というのがあるんだけど
こちらは見つけられず。

「眠る探偵」は小説JUNEで掲載されていて
そこでノベルズ化されたものだけど
JUNEが休刊となってしまったため
以降のシリーズを
講談社ホワイトハート文庫から出てるのね。

だけどここから読んでも
きちんと整理し直されている為
話はわかるようになっている。


でも読むとやっぱり気になるので
いつか見つけたら最初に書かれた「眠る探偵」も
ちゃんと読みたいなぁ、と。


この話はタイトルにあるとおり
寝ている探偵が主人公www
睡眠障害・・・というか
寝ている人の夢に自分がシンクロしちゃうという
特異体質なのだ。


榎田 尤利著「人形の爪ー眠る探偵1ー」
人形の爪 眠る探偵 I (講談社X文庫 ホワイトハート)/榎田 尤利
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東京都新宿区大久保、雑居ビルの四階に、美貌の眠る探偵・市羅木真音が働く市羅木探偵事務所はある。社員は探偵とその異父弟・不破隆、それに探偵の十四歳になる娘・笑子が中心という、家族経営の良心的かつ小さな事務所だ。そこに、ある日、ひとりの女子高生がやってきた。母親から人形扱いされている弟をなんとかしてほしい、と。それが悪夢の始まりだった。



ちょっと異質な睡眠障害を持つ探偵・一羅木真音。
最初はナルコレプシー?と思ったんだけど
それともまた違うのだ。

人が夢をみる時、
それは脳が一日にあったことを整理しようとする・・・というのを
何かで私も聞いたことがあったけど
なんの脈絡もなかったりするじゃない?夢って。

それに良い夢ばかりじゃないしね。

そんな人の夢ともしシンクロしちゃったら?
すんごく疲れると思うんだよね。

まさにこの探偵の真音もそうなのだ。

そしてまた真音のナリがこれまた彼の
不思議さを醸し出している。
性別を越えた美しさ、とでもいうのかね。

35歳なんだけど
まだ20代前半としか思えない美貌。
キラキラ

それプラスこの特異体質なんで読んでいるこちらとしたら
とおっても神秘的。

彼がぐっすり眠るにはやっぱりアレしかないんだけどさww
そこんところがBLとして絡んでくるところ。
でも、その流れも自然なので
読んでてもすんなり受け入れられちゃうの。


で、探偵なんで、
なんてことはない依頼が舞い込んでくるんだけど
それがのちのちとある殺人事件にまで
発展しちゃうのよね。

そしてその殺人犯というのが
どうやら真音を狙っているというか・・
真音の気を引きたくて事件を起こしている事が
わかってくるんだけど・・・


いやー、この殺人犯っていうのが
自分で手を汚すのではなく、人を操って殺人操作するんだよ~。
なんかね、
あの名作「羊たちの沈黙」のレクター博士
思い出しちゃったよ~(((( ;°Д°))))

真音の過去にも関わってくる人物なんで
真音の謎の過去もどんどん明るみになってくるんだけど
こういう人って一番怖いよねー。

そして一番最初に書いたあのセリフ。
恋人同士なら甘い睦言で済むけれど
このセリフはこのレクター博士もどきが
言ったセリフだったりする。。
だから余計、怖い・・・・ガクブル

さあ、どうやってこの犯人と対峙していくのか
シリーズの2巻目を探しているところです。。。

内容を覚えているうちに
早く読まなくっちゃー!!!あせるあせる

H度ドキドキドキドキ
ペタしてね

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