高慢な野獣は花を愛す

今朝のレビューはチュウ止まりという
実に初々しいＢＬでしたので（Ｈ度だけね）
その鬱憤を他のＢＬで。。。
と書きましたが、
その鬱憤に付き合ってくれたのが、コレ。

遠野春日さんの作品ですが
彼女の作品は
愁堂れなさんと同じく
当たりハズレが激しいのよね。

すっごく好き！っていう作品と
えええー？？っていう作品の
落差が激しい。


ちなみに遠野さんの作品で好きなのは
「愛される貴族の花嫁 」ですかね！
ＳＨＹで書かれた花嫁シリーズ（と言ってもどれも繋がってませんが）は
好きなのが多かった。


じゃあ、今回は当たりかハズレかと言われると・・・・

ストーリーよりも
この設定ではＨ度高いだろう、ということで選んだんでww

主人公カプよりも脇の二人のＨの方が激しくて萌えたwwww


遠野　春日著「高慢な野獣は花を愛す」

高慢な野獣は花を愛す (キャラ文庫)/遠野 春日

￥540

Amazon.co.jp

一人でカフェ兼花屋を切り盛りする美貌のオーナー・朋敦。その店に連日押しかけてくるのは、ヤクザまがいの男・野津—朋敦に不当な立ち退きを迫る青年実業家だ。初めて会ったその日に脅しで強/姦してきて以来、朋敦に屈辱的なセ○クスを強要していた野津。けれど昼に夜に抱かれるうちに、刻まれる快感に身体だけは溺れてゆき…!?花は獣に散らされる—ハード・エ/ロティックLOVE。



まあ、よくある893な男（一応職業は不動産業だけどね）と
気質の美貌の青年の恋。

上記のあらすじを読めばだいたい最後までわかるような展開なんだけどww
こういうのにはやっぱり横やりが入るじゃないですか。

それが野津に懸想するボンボンの億人と
野津の片腕的存在であるはずの豊永。

億人は野津が好きなので
野津が朋敦に夢中になっているのが気に入らない。
だからあの手この手で
朋敦に嫌がらせをして営業妨害をする。

一方、豊永は
野津が朋敦に夢中になっているのを見て不安を抱く。
野津が朋敦の所有するビルを狙っているのは叔父である
893関係絡みなので
ヘタすると野津の身の上が危なくなってくるのを危惧してるわけだ。

そう脇のＨというのは
この億人と野津の組合せっっっ！

億人は美形で本人曰く
魅惑のカラダの持ち主らしいwww
だけど野津にはいつもあしらわれちゃうので
そのほてったカラダを豊永で憂さ晴し。
なんつーの。イン○ンちゃんらしいのねwww

そんでもって豊永は30半ばにして
体力もナニも馬並みwww
しかもテクも相当らしい。


二人は利害の一致とカラダの相性の良さで
野津の知らぬところで
メイクLOVEしちゃうわけね～。

こっちの方がよっぽど
メインカプよりも
野獣化していたよwww


メインカプはさー、
「いやいや、やめてーーー！」という
強引な形から入っていったんだけど
こういうのにありがちな
いやよいやよも。。。ってなっていく。

野津が本気になっちゃったんで
その彼の優しさにいつしかほだされ・・・っていう。。。

だからさ、こっちはもう、後がどういう結末を迎えるか
わかりきっているんで
それよりも脇カプ（といってもそこに愛はありません）に
萌えちゃった、というわけですwww

Ｈ度



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