友人に頼まれ彼になりすまし
その友人の兄と同居することになった主人公、夏。

嘘をついてでも一緒にいたかった理由は
ただ一つ。
その友人の兄のことが好きだったから。

だけどその嘘がだんだん夏を苦しめていく。

タイトル通りせつない恋に思わず胸が
しめつけられそうになります。

松幸 かほ著「こんな、せつない嘘。」

BLのススメ

天涯孤独の安藤夏は双子のようにそっくりな親友・一条寺拓実の身代わりとして、拓実の異母兄で一条寺財閥後継者・恭一と同居することに。高校時代の夏休みに一度だけ会った恭一を思い続けていた夏樹は、「拓実としてでもいいから一目会いたい」と胸を高鳴らせていた。しかし一条寺邸に着いた夏を待っていたのは、端麗な容姿に侮蔑を浮かべる恭一で…。そして夏は力ずくで押し倒され恭一に無垢な身体を陵辱されてしまう。「拓実」への憎しみを叩きつけるように執拗な愛撫に夏は—。


そんなに自分に似た人って世の中にいるんだろうかー

なーんて突っ込んじゃいけない。
あとなんで母親の影響とはいえ恭一くらいの人があまり知らない
異母弟の拓実を憎めちゃうのか、とか思っちゃうところもあるけど
それはそれで別にスーパーマンじゃないし
そういう感情を持っていても逆に人間臭くていいのでは。

これも私の好きな猫がいい演出をしています。

猫の出現で大分やられてしまった私。

猫が出ていった夏を鳴いて探していたところに
一番せつなさを感じた私w

これ、友人の拓実サイドの話もあります。
そっちはまだ読んでいないので
楽しみにして読みたいわー。


エッチ度  ドキドキドキドキ
胸キュン度星星星星


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