- 水原 とほるの小説です。
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大学生の沢田雪洋はふとしたきっかけから暴力団の要人・岡林祐司の目にとまり、凌辱の果てに愛人としての生活を余儀なくされている。一緒に暮らすうちに冷 淡で酷薄な岡林の歪んだ愛情を受け入れるようになったとはいえ、時に見せつけられる非情な態度に対する恐怖心だけはいまだに拭えない。大学の研究に没頭す ることで過酷な現実を忘れようとする雪洋だったが、岡林と対立している兄たちの動きが不穏な様相を見せ始め—!?話題を呼んだ『夏陰—Cain』の続編
ヤクザものってもちろん攻がヤクザであることが殆どだけど
そのため受をとにかく陵辱するシーンが多いです。
だけど根底にあるのはそこまでこだわるほど受に惚れ抜いている・・・
ということです。
受を可愛い、可愛い~~
と思っていても
間違ってもこんな風にを飛ばすことなんてしませんww
そのかわりベッドにしばりつけ
あんなことやこーんなことをしちゃうわけだ。
そんな愛し方しかできない強引で不器用な恋愛
ってとこでしょうかねー。
水原作品はこの他にも読んでいるけど
どの作品も全体的にハツラツ~という感じからはほど遠い。
静かだけどバイオレンス。
クールなようでいて誰よりも情熱的。
じわりじわりと追いつめられて行く感じがするので
読後感はなんだかその小説の世界を
しばし引きずってしまいますねー。
エッチ度