ピラティスを伝えるからピラティスが伝わるへ | 北海道 札幌 パーソナルトレーニングで本来の自分を手に入れる 田中宏明オフィシャルブログ

ピラティスを伝えるからピラティスが伝わるへ

こんばんは。


BESJピラティスマスターの田中宏明です。


ピラティス パーソナルトレーニング

今日はピラティス資格コース日曜日夜札幌8期生の6日目でした。


いままで受講して下さった方々のおかげで、

毎回、資格コースもブラッシュアップされてきております。


というか、卒業後に自信を持ってインストラクターと名乗れるように、

愛のムチが厳しくなっているだけなのです(笑)



ただ、ムーブメントを伝えるではなく、

いかにして「伝わる」指導をするか・・


僕の中では、とっても大切な要素になってきています。


そのためには解剖学的理解、感覚的理解、ティーチング練習、

様々なことが必要で、受講者の方はより一層努力が必要になります。


ハンドレッドというピラティスの代表的な動きがありますが、


いきなりハンドレッドを指導するなんてことはしません。


「息を吐きながら、からだを起こして、足も斜め天井に伸ばします

吸う吐くに合わせて手のひらをパンパンと細かく空気を床に押し付けます」


これで形は伝えるのかもしれませんが、質が伴いません。


ハンドレッドを正確に行って頂くためには、どんな要素が必要か?

動きのつながりを大切にするためにはどんなキューイングが必要か?

魅せる場面と、見せなくても良い場面はどういう違いがあるのか?


言葉の使い方、言葉の選択、フレーズを発するタイミング、

例え方、デモと効果の伝え方・魅せ方、タッチの仕方、


答えがない「指導スキル」を追い求め、

いかに「伝える」ではなく「伝わる」指導が出来るか。


これを大切にしています。


養成コースでも毎回お伝えさせて頂いておりますが、

DVDやネットや本では得ることの出来ない、

指導者がいる意味ってなんでしょうか?


(これについては、また次回に述べます)


指導スキルの向上には、現場経験と因数分解できる思考が必要だと思っています。


が、学生時代から考えると10000人以上の方に運動指導させて

頂いてきた経験(まだ浅はかではありますが)を踏まえ、


受講生の方が、もっとわかりやすい伝える指導が

出来るようにサポートしていきたいと思います。


どんなに素晴らしいメソッドや考え方も、

伝道師次第で、良くも悪くもなります。


運動は素晴らしい。


でも、運動指導者次第で、

からだを壊すことにもなりかねないし、

スタイルを悪くすることだってあります。


ピラティスも一緒です。


受講生の方から学ばせて頂くことも沢山あります。


火曜日には札幌7期生の試験が控えています。


受講して下さる皆さんと共に勉強出来ることに感謝です!