月21万円の支払いが月8万円になれば | 畑中の不動産コンサルティング手帳

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東京で不動産のコンサルティングをしている私の日々の考えを綴った手帳です。いずれ自分の考えを変遷をまとめるために、思ったことをそのままに書いています。あっさりとお読みいただければと重います。

午前中に親子間の売買契約を行いました。

 

お父さんは元自営業の方で、平成の始めに

 

家を買ったものの、ローンの月の支払いが約21万円。

 

そのときは問題なかったのですが、リタイアしたあと、

 

病気をしたこともあり、家計が苦しくなり、

 

一気に支払いが苦しくなったとのことでした。

 

 

 

 

印象的なのは次の一言。

 

「生きているのがツライですよ、毎月ローンの

 

支払いをやり繰りするのは。

 

それだけのために生きているようなものです。

 

多額のローンを組んだ自分の責任ですが、

 

もういいんではないかと思って・・・」

 

銀行に支払いを猶予をしてもらったものの、

 

それでも大きいので、息子さんに相談をして

 

父親を売主、息子を買主とする

 

今回の親子間売買となりました。

 

 

 

 

残債は2,000万円ほどであったので、

 

月の支払いは8万円に。

 

元々月21万円ほどの支払いだったので

 

約13万円ほどの減額です。

 

息子さんも「将来、私がローンを組んで

 

家を買うときは売るかもしれない」

 

という同意があるので安心で

 

比較的穏やかな売買契約となりました。

 

何といってもお父さん、お母さんの安心しきった

 

顔がお手伝いをしてよかったと思いました。

 

 

 

 

融資の承諾を取るまでは、右住左住がありましたが、

 

※ご自身でも金融機関に振り回された経緯があるので

  

  そこは何とも思わなかったようです。 

 

あとは融資実行を待つのみです。

 

 

 

 

とうとう親子間売買も今年の繁忙期に入ってきました。

 

ご相談が多く、4月はもう新規のご相談はクローズです。

 

そして、5月は5件、6月は少なくとも2件の解決予定です。

 

GWは新刊でへたへたになりましたので、お休みをいただきますが、

 

GW後は集中して仕事をやっていこうと思います。