こんばんは！！今回も前回に引き続き、先日北海道に行ったときのことを書こうと思います。まだ前回の記事を読んでない方は、１日前の記事をどうぞ！！
前回の予告通り、今回は自分が約22年間お世話になった、大阪屋食堂での想い出を書こうと思います。
①出発前のお誘い・・・（笑）
1991年に大阪屋食堂を訪れた際、ツーリング中に林道でバイクを転倒させてしまい、鎖骨を折ってしまった唐沢さんという方が連泊していました。彼は大阪屋食堂に宿泊しつつ、足寄町にある病院に通院していました。
天気の良い日の朝は、宿泊したライダーが各々行きたい目的地（摩周湖・富良野など）に向かうためバイクに荷物を積載するのですが、その時間になると決まって唐沢さんが新聞のテレビ欄を見ながら現れました。そしてライダーに一緒にお昼のテレビを見るよう誘ってきました（笑）自分も摩周湖に行こうと準備をしていた時、唐沢さんが「う～ん、今日のワイドショーは夏の心霊特集か～。あれ、君どこに行くの？摩周湖はいつでも見られるけど、この番組は今日しか見られないよ。」と声をかけられました（笑）
彼の気持ちとしては、自分だけ出発できない寂しさからの行動だったと思います。そんな彼の誘いを断り切れず、自分は3日間、唐沢さんとワイドショーを見たり喫茶店に行ったりし、ツーリングライダーとは思えない生活を送ってました（笑）
②みのるとめぐ
1992年に大阪屋食堂を訪れた際、ちょうどバイクのオイル交換の時期に差し掛かったので足寄のバイク屋に行ったのですが、当時乗っていたカワサキのバイクのオイルは置いてないとの事だったので、翌日帯広市内のバイク屋に行く事に決め、その日は大阪屋食堂でゴロゴロしていました。
しばらくすると、父さん・母さんの親戚のお子さんであるみのるとめぐが遊びに来たので、遊び相手をすることになりましたが、二人ともとても活発だったので、最後は自分が疲れてしまいました（笑）しかし後ろからいきなり放たれたみのるのドロップキックは、めっちゃ痛かったです（笑）
③フルーツ牛乳ゲット！！
1995年に大阪屋食堂を訪れた際、夜お酒を飲みながら共に宿泊するライダーと旅の情報を交換していたところ、一人のライダーが「霧多布の役場（浜中町役場）に行くと、旅人ならコーヒー牛乳やフルーツ牛乳が無料で飲ませてもらえますよ！」と言ったので、後日霧多布に行った際役場に行ってみると、入り口を入ってすぐのところに冷蔵庫が置いてあり、「旅人のみなさん、どうぞご自由にお飲みください。」という貼り紙が！！自分はフルーツ牛乳をいただきましたが、行くまでは半信半疑だったのでとても感激しました（笑）
④ママチャリ旅人とキックボーダー（笑）
北海道を旅する人の中には、凄い乗り物で旅する人がいるのですが、2003年に大阪屋食堂で同宿だった２人は、１人がママチャリ、もう１人がキックボードにギターを担いで北海道を回っているという、とてもすごい２人でした！！
キックボードの方が「片側交互通行の道を通る際、自分が最後に通ると警備員の人が『列の最後はキックボード、キックボード（笑）』と笑いながらトランシーバーで伝えていた。」と言っていたのが印象に残っています！
⑤14年ぶりの再会！！
2006年に大阪屋食堂に行った際、バイクを停めてお店に入るとどこかで見たことのある人が・・・。なんとその人は1991年に富良野で同じ宿で、1992年にニセコのペンションで同じだった上村さんでした！！約14年ぶりに足寄の大阪屋食堂で再会できたことに、お互いとても感動しました！！その日は14年ぶりに酒を酌み交わしながら、旅の話に花を咲かせました！
今回挙げた他にも、たくさんの想い出ができた大阪屋食堂には、感謝してもしきれないぐらいです。このような場所を作ってくれた父さん・母さん、改めましてありがとうございました！！
足寄にある牧草地にて大阪屋食堂で同宿だったライダー達と（1993年）
父さん・母さんの親戚の子であるみのる・めぐと（1992年）