記憶の記録 -4ページ目

後編

続きです。



アッパー自体はそんなではなかったのですが、コバ、強烈に汚れが出ましてTシャツ1枚ダメになりました…



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こざっぱり!


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インナーはエタノールをかなり吹き付けてからレクソルクリーナーでごしごし。


その後でミンクオイルを塗って一晩寝かせました。


ディアモントを塗ってブラッシングしてひとまずは完成。


で、肝心の検証結果ですが…





革はまったく別物です。


とにかく厚い。


現行がペラペラというのわかります(笑)

私が購入したものはタンと鳩目周りの裏側の革が茶の革、鳩目廻りはぱっと見で分厚いです。


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ただ皺の入り方含めて実は現行のほうが好きかもです。


ブーツの艶

お気に入りで履いている8165。1年2ヶ月くらいでしょうか。

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875と並んでこの一年一番よく履きました。

875のソールがご覧のように限界がきてしまい交換にださなきゃいけないのですがなかなか億劫で、まったく履かなくなってしまい、ますます8165を履くようになってしまいました。


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ブラッククロームというオイルドレザーの一種ですが実に手入れが簡単で初心者の自分でもケアが非常にしやすい。


ラストが万人受けする美しいフォルムなのと、「手入れがされている靴」という表情を出しやすい、艶なしもアリ、なので手入れしがいがあります。


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一月に一度とかのペースでミンクオイルかプレミアムディアモントで手入れしていました。


が、最近さらにテリテリにしたいなと思いましてサフィールのビーワックスを追加しました。



ところが…

塗ってブラッシングした翌日はいいのですが不思議なもので数度履くといくら磨いても、曇った鈍い灰色の、何ともみすぼらしい風合いになります。

こりゃいかん、とさらにプレミアムディアモントを塗り、さらにワックスを塗って磨いていくにつれ、どんどん艶の出が悪くなってきました…


色々調べるにクリームやワックスの塗りすぎが一番艶がでなくなるというのを知り、レクソルのクリーナーでかなりしつこく洗いました。


んで、その後は何も塗らずに放置してブラッシングのみにしているのが今の状態です。


ブラシは革の色毎に、磨き用と汚れ落とし用にふたつ揃えていますが黒用の汚れ落とし用は頻度が高く、ほぼ毎日使っているものなのでおそらく色々なクリームやらが残っているのだと思います。


それと、かなりしつこく洗ったつもりですがクリーナーでもワックスやオイル、クリームは落としきれていないのでしょう。


逆に「それくらいの量」のほうがよく艶がでるというのを知って、ビックリしました…

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靴は奥が深いです。

9870注意

9870ですが購入して履かれている皆様、いかがな感じでしょうか?


これ、写真のような皺ができやすいです。

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個人的にはこういう皺、嫌いです。


同じように気になるひとは出来れば通販は避けて店頭で選べるシチュエーションでの購入をお奨めします。


こういう大きな、銀浮きともとれるような皺は875等で2000年前後のオロイジナルとかに多かった気がします。


8165やエンジニアでも昔のものでは見かけます。


この革、というか製品、よく考えたら「すぐに激しく縦落ち」するレプリカジーンズと似てますね。



ふと、かなり過酷に履いて1年以上経つ8165を見ると、相変わらずの「黒光り」具合で、今回の復刻のコンセプトが余計わかります。


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