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「おとう飯」と書いて「おとうはん」。
今朝のNHKニュースで初めて知りました。
これは、子育て世代の男性の家事・育児、中でも料理への参画促進を目的に内閣府男女共同参画局が呼びかけるキャンペーンとのこと。

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その背景には、6歳未満の子供を持つ日本の夫の週平均1日あたりの家事・育児関連時間が2011年時点で67分と、欧米諸国と比べて短い状況があります。
それを、2020年に2時間30分とする数値目標が掲げられています。

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おとう飯には、こうした5つの心得があります。
実践者としてわたしがとりわけ共感するのは「家の調味料を使う」の項目。
味つけに自信の持てないお父さんは、ついつい手軽な調味料に頼りがち。
気持ちはわかりますが、わたしはまずは基本の調味料で勝負するようにしています。
そのほうが、味加減の理屈が肚におちるように思うのです。

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基本とは、さしすせそ。
砂糖、塩、酢、醤油、そして味噌。
これらを使いこなしてこそ料理上手になれるーー幼い頃に、台所で母に教えてもらったことが今になって生きるのですから、人生、無駄なことなんてありませんね。

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わたしが料理を振る舞う相手は高校1年生の次男。
親との会話をわずらわしく感じる年頃かもしれませんが、料理を通じて彼と強くつながっていられることは喜びです。

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それに料理に大切なのは段取りと愛情。
これらは、どんな仕事にも大切なこと。
だから、仕事上手は料理上手であると思う休日の朝の台所です。