笹井清範の商人応援ブログ「本日開店」

お客を愛し、お客に愛される商人に、元気と役立つ情報をお届けします

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全国で300カ所に迫る勢いで広がる「まちゼミ」の中でも日本最北端で行われているのがオホーツク海に面した流氷のまち、紋別です。

2014年にまちゼミに出合ってから足を止めず、他者に頼らず走り続けてきたのは、彼らの存在意義をかけた取り組みだったからにほかならなりません。

 

そこで話をうかがった実践者の言葉が印象に残ります。

今回は、山本理美容室、村井敬子さんの言葉を紹介します。

そこにまちゼミの価値があります。

 

 

受講生は30代、40代の子育て世代の女性が多いですね。

彼女たちは育児、家事、仕事と忙しく、自分の髪のケアどころじゃありません。

だから自分で手軽にできるブラッシングのコツなどをお伝えしています。

それに髪の毛の悩みを持っていらっしゃる方は案外多いのですが、どこに相談したらよいかわからないもの。

そこでまちゼミでは、三択形式で髪の毛の知識を楽しく学んでいただくとともに、彼女たちの悩みに寄り添い、せいいっぱいおこたえしています。

 

当店は創業70年。私は父が理容店を、母が美容室を営む家の娘として生まれ、このまちで育ちました。

その後、札幌で暮らして12年ぶりに戻ったところ、まちのあまりの衰退ぶりに寂しさを覚えました。

あるお店のシャッターに「頑張れ紋別!」と書かれているのを見て、自分もまちに恩返しをしたいと思っていたときにまちゼミに出合いました。

 

講座では、一方的な講義にするのではなく、なるべくコミュニケーションを深めるように努め、参加者からの発言を促します。

店とお客さんだけではなく、お客さんどうしの関係性も深まるとお客さんの満足度も上がりますね。

理容や美容というのは長時間、お客さんと一対一で向き合う商売です。

だから技術の確かさはもちろんのことですが、自分の人柄を知っていただき信頼してもらうことが大切。

その意味でもまちゼミは、初めて会う人にも自分の人柄を知っていただける良い機会です。

 

おかげさまで頭皮マッサージは好評で、現在、ヘッドスパの設備の導入と改装を計画しています。

これからも、父や母がそうであるように、「あなたの店があってよかった」「あなたがいるからこのまちは楽しい」と言っていただけるよう努めます。

私のまちへの恩返しは始まったばかりです。

 

 

まちゼミ伝道者、松井洋一郎さんによる新著『まちぜみ さあ、商いを楽しもう!』では、こうした実践者の成果を数多く取り上げています。

ぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

 

 

 

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