笹井清範の商人応援ブログ「本日開店」

お客を愛し、お客に愛される商人に、元気と役立つ情報をお届けします


テーマ:
モノがあふれ、しかも品質も良い時代にあって、お客さんがあなたの商品を買う理由はどこにあるのでしょうか。
そう、お客さんは別にあなたの商品を欲しくはありません。
それよりも、単なるモノではなく“体験”を、そしてその先にある“仕合わせ”を求めています――。


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『「つながり」で売る! 7つの法則』は、モノではなく体験を売るエクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)によって、これからのビジネスの本質を提唱してきた藤村正宏さんの最新刊。
テーマは“つながりの経済”におけるビジネスのやり方、在り方についてです。

フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、LINEなど個人と個人をつなぐSNSの普及によって、ビジネスのやり方が大きく変わっています。
クチコミはSNS上で可視化され、そこでは売る側と買う側という関係を超えた“つながり”が育まれています。

人は同じようなモノを買うときに、関係性の深い人から買うものです。
関係性の深い人とは、信頼のおける人ということ。
だからこそSNSによって、自分の価値(個性)を発信することが重要になっていることが、エクスマ塾生たちの見事な事例を通じて説明されています。

一方、ビジネスの在り方はどうでしょうか。
「自分のところだけが利益を出せばいい。自分のところだけが戦いに勝てばいい。そんな考え方の企業はこれから選ばれなくなっていく。それが世の中の流れになります。」(169ページ)

利他的であること、そして社会や人々を仕合わせにするというビジネスの真理に回帰すること――こう説く藤村さんに相通じる真理を、商業界創立者、倉本長治は「損得より先きに善悪を考えよう」という一文で遺しています。

仕合わせをつくり、結果利益を生み出す“つながり”のマーケティングを理解できる本書は必読です。

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