森村誠一さんの「この道」 追記あり | いわし猫猫日記

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おうちのわんこ1匹にゃんこ5匹との暮らしや外の猫のことなど、日頃の生活の中で起こる出来事を中心に、感じたこと考えたことなどを綴っていきます

中日新聞で森村誠一さんの「この道」が連載されています。
現在82歳の森村さん、「この道」の始めの方は自分が辿ってこられた人生を書かれていましたが、
最後に近づくに連れて自分の思いを書かれるようになりました。
今日の夕刊で連載が終了になります。
どんな形で終わるのか、最後にどんなことを書かれるのか、今からワクワクしています。

その一部を抜き出してみます。

終戦と共に、人間性を否定した理不尽な時代は終わった。
軍事力の補給源として人形のように操られていた国民は、それぞれの人生を取り戻した。
中略
憲法、特に九条は、人間性を守る守護神である。
これを閣議だけで変えてしまおうとする政権がどんなに暴権であるか。新年の天皇のお言葉も耳に届かぬようであれば、もはや政権ではなく凶権である。
人類の狂敵、また、その臭いを発する動きに対して警戒しすぎるということはない。
中略
70年前、日本列島を軍靴が蹂躙した理不尽な時代の気配が、今日濃厚になってきている。しかもその気配を喜ぶ傾向が強い。
積極的平和主義とは、軍事力を背負った平和?を意味する。
戦争は常に自国の意志を他国に強制し、すべての戦争は正義の名分のために自衛という名目のもと、国民個々の人生を破壊することから始まる。
つまり、国民が権力(国)に再び騙されつつある。ちなみに日中、太平洋戦争も自衛の名分から始まった。自衛と侵略戦争に区別はない。

と、続いています。
長々と引用しました。
きのう亡くなった愛川欽也さんも色紙にこう書いています。
「平和とは憲法を守る事です」

平和や憲法を大切に思う方々が亡くなったり年老いていったりしています。
戦争を体験している方々の最後の叫びのような気もしています。
何とかして、私たちもその意志をつないでいかなければと思う今日この頃です。
まずは家族からかな(笑)

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ウツギの花

平和はいいね。
誰も殺されず殺さず
人も犬も猫も平和に暮らせますように。

追記
コメント、いいね、ありがとうございます。
記事の内容が難しいのでお返事は控えさせていただきます。
こういう問題は個々に考えていただきたい問題です。
世の中の動きに鈍感にならず、どういう方向に進もうとしているのか見つめていかなければと思います。
テレビ、新聞のニュースから目を離さず、考えていきましょう。
そのきっかけになれば良いと考えています。