財前宣之の変幻自財 | 都わすれの「ベガルタ応援日記」

財前宣之の変幻自財

昨日ザイ君がブログで「お知らせ」くださったコラムが、夕刊にありました チョキ
            都わすれの「ベガルタ応援日記」  


スカウト活動  プレーの熱さに注目


昨年の週末は、ベガルタ仙台のスクールコーチとしてユース(18歳以下)に有望な選手を集めるため、中学生のスカウト活動をしていました。 


東北を拠点に関東にも足を運び、部活動の他、クラブチームの試合も視察しました。


試合などを見る際、特に注意したのが、選手の気持ちです。残念ながら最近は淡々とプレーする選手が多い印象があります。


冷静にプレーすることも大切ですが、ミスをしても平然としている子はユースに入っても伸びません。


思うようなプレーが出来ない時、「くそっ」と悔しがる選手、気持ちの入ったプレーをしている選手に自然に目が行きましたね。


自分がV川崎(現東京V)の下部組織にいたころは、負けず嫌いの選手ばかり。試合や練習でのプレーをめぐって毎日のようにけんかもしていました。


誰よりも上手になりたい、試合に出たいという気持ちが前面に出ていましたね。自分も含め、トップチームに昇格できたのはそんな選手だけでした。


気持ちとは別の話になりますが、身体の大きな選手にも注目しています。


最近の育成年代は、器用で小柄な中盤の選手が多く、大柄なセンターバックやFWが少ない。欧米人に匹敵するような体格の有望な選手が現れないか楽しみにしています。


盛岡市出身の小笠原満男選手(鹿島)に続いて、仙台市出身の今野泰幸選手(G大阪)が日本代表で活躍し、各年代の国際大会でも日本代表としてピッチに立つ選手も増えてきました。


プロに必要な要素は、技術の高さや体力だけではありません。負けん気の強さを持って日々の練習に励んでください。

 

                                (元仙台選手)

3月5日河北新報夕刊




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