才能なのか努力なのか?
漫画を描くにあたって必要なものは、どっちか?
答えは、努力。
漫画を描くチカラも、生まれつきの才能ではないかと思う人もいると思いますが、色々な研究によると、限界的練習がそのチカラを生み出すそうです。
ちょっとホッとしましたか?
限界的練習とは、自分の能力を少しだけ超える負荷を掛け続けること。
このブログでも何回も書いていますが、一万時間がひとつの目安。
漫画における負荷とは、担当編集者による課題(要求)です。
「楽勝」と思える課題を出すのではなく、「ちょっと大変かな」くらいのものを出すのがコツです。
それに必死で応えているうちに、チカラが付いてくる。
やっている間は、心やすらかではないかも知れませんが、一定の期間が過ぎると、自分が高みに立っていることに気づくハズです。
一万時間の法則によれば、三年間。
研究が進み、ハードな練習をした人の脳には確実に変化が起きていることが分かっているそうです。
あたかも、反復練習で、筋肉が発達するように、脳もある部位が大きくなるそうです。
漫画を描くには特殊な才能がないと無理だって、思っている人には、朗報ではないでしょうか?
私自身は、新人漫画家が、その「努力」をし続けられるかどうかを見ています。