他人が作った作品、漫画であれ、映画であれ、テレビドラマであれ、ケチをつける人っています。
あそこが違うだの、ココが違うだの、なんであのシーンを入れたのか、、ラストが納得いかない……などなど。

それは読者に任せましょう。
クリエーターは粛々と作品を作るのみ。
評価は人に委ねる。
潔く。
評論家になってはダメ。

他人の作品をけなすことによって、相対的に自分を高みに置いている?
上から目線ってヤツですか。
それは美しくないです。
傑作、力作は、素直に認めましょう。

あなたがケチを付けた作品、ものすごい悪条件下で、とんでもない短時間に作られたのかも知れません。
そこまで把握していて言及するなら、まだしも。
内部事情は、当事者にしか分からないもの。
あなたが今歯が痛くてネームが進まなくても、他人からは分からないものです。

もっと時間があれば、もっと資料があれば、もっと才能があれば……。
「たられば」は人の常。
みんな十分ではない環境、条件でやっているのです。
この条件で、どうやったら最大限の効果が出せるか?
そう考えましょう。

あるベテラン作家は、スタッフが新しく入れ替わった際に、そのレベルでも描けるような背景を意識して入れるようにしたと言ってました。
スタッフが未熟だから、今回の背景は今ひとつなんですとは、プロとしては言えません。
そんなこと、意識さえさせないのがプロなんです。
言われなければ、スタッフが変わったことさえ分からないでしょう。

人のことを色々言う前に、自分の頭のハエを追いましょう。





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