事務次官 | 手作りの福祉作業所・ひなたぼっこの挑戦

事務次官

お役人になったとしても、その中の一部の人が「長官」になり、そのまたごくごく一握りの方が「事務次官」に、なられるそうです。

候補は、あのまま長官を続けていらしたら、事務次官になられることが決定していたそうです。 その座を敢えて捨てて、この混迷を極める宮崎県知事選に望んでいただいた。

通常の知事選だったら受けられることは、なかったそうです。 「これほどまでに混乱している宮崎だから、自分で、お役に立つなら、大好きな宮崎のために一生懸命頑張りたい」 こういう思いで立候補を決意してくださったそうです。 

表明が遅れたのも、県町村会から出馬要請があった時期が丁度来年度の予算折衝の時期。 しっかりと決定してからでないと辞表は出せない。ギリギリで予算折衝が終わり、真にギリギリの27日に出馬表明。 

奥様もたいしたもので、夫の決断に従いハニちゃん 宮崎県民になるつもりで着いて行きます」と、おっしゃった。100人いたら99人高級官僚の奥様のままでいたいと思います。今は県内各地、一生懸命頭を下げて回っていらっしゃいます。こちらが頭の下がる思いです。

今日は、養護学校生が販売実習をしている所に出向いていただき、お買い物をしていただきました。生徒さんが作ったお皿とかを数点買ってくださいました。 生徒さんたちもとても上手に接客できました。


候補は候補で、ちっともお役人らしくない。遊説の休憩中、コンビニに、ふらりと入って、肉まんを買ってスタッフに「これで温まってネ」と、手渡される。素敵です。 日に日に引き込まれていきます。 

安藤さんは、県民を、この上もなく落胆させた。しかし皮肉な言い方になりますが、結果、他の県の人もうらやむような行政手腕に優れ、お人柄も申し分のない、この上もなく、すばらしい方が宮崎県のやしの木知事になっていただけるかも知れない。 これが安藤さんの一番大きな成果。

晴れ明けない夜は星空ない。明日の宮崎に向かってあと3日、頑張りぬきたい。