【完全地産】製造業ご当地お土産プロジェクト! | ガノタなモノづくりママの日常

【完全地産】製造業ご当地お土産プロジェクト!

【完全地産】←粋だよねー。カッコイイでしょ!


これは、去年長野県伊那市で発足した、製造業中小企業間連携プロジェクト。
名づけて「製造業ご当地お土産プロジェクト」

これは、地元の製造業が協力して【完全地産】の最終商品を生み出す活動により、各社の技術アピールや地元町工場間でのネットワーク構築により、製造業が活性化することを目的にしています。

商品例「サクラこま」←絶賛販売中!


発起したのは、30~40代を中心にした地元中小企業の経営者たち。
いずれも確固たる信念を持って集まった面々。
志を同じくしているから、エネルギーが溢れ出ていてキラキラしてる。
本当に素晴らしいプロジェクトなんですよ。

「生き残りを図りたい」って考えているのはどこも一緒。
「下請け体質からの脱却を図りたい」って、そんなの10年以上も前からたいていの中小企業は悩んできた。
でも、ひたすら考えるだけだったり机上でビジョンを描いてはあーだのこーだのぼやくだけでなく、一歩外に踏み出さない限り、何も変わらないよね。

長すぎたデフレや世界的な金融危機をなんとか乗り越えてきた企業は、すでに余力なんかほとんどないでしょ。
なのに、一社単独で新たなビジネスを展開なんてムチャクチャもいいとこ。
他社と連携せずに存続のビジョンを描こうなんて、正直甘いと思うよ。
ついでに、「今までの体質じゃダメだ。改革だ」とか言って新しいものを取り入れたがるヒトがいるけど、それはなんのため?
事業を存続させたいのか、単に会社を延命させたいのか。
目的はっきりしてんの?

企業間連携に参加したいと思う場合、まず必要なのは「自社にはなにが出来てなにが出来ないか」を素直に認めて区別して、出来る部分については、経営者自らが誇りを持って、自分の言葉で売り込むことなんじゃないですかね?
その上で、能動的に外部の方々と“生身のコミュニケーション”を取っていかなければ、繋がりなんか広がらないしね。
いくらソーシャルネットワーク全盛の時代だと言っても、最終的には人対人なんだし。

これまでの間、グローバル化という都合のいい言葉に乗せられて、有形無形さまざまな財産が海外に流れて行きましたね。
デジタル化も正直、不要なところにまで急速に広がりすぎたと思ってる。
だから今は、何においても回帰ですよ。回帰。
モノづくりに於いても、地産地消で内需活性化を図っていかなくてはいけません。
そうして次のステップでは、海外から日本への潮流を作るんですよ。

そこでこの「製造業ご当地お土産プロジェクト」の活動を全国へ発信し、【完全地産】という、地元に根差したものづくりの可能性を感じていただくためのシンポジウムが、開かれます。
わたしももちろん参加しますよ!
日時は、2月22日。
場所は、桜の名所・長野県伊那市高遠。(桜はまだつぼみ未満だけど)

まだお席に空きがありそうなんで、ご都合つくようでしたら是非ご参加を(・∀・)!

申込チラシダウンロード先
https://files.zyncro.jp/jUcQKZk
入場は無料ですよ~ヽ(´ー`)ノ