色々と検討しなければならなくて忙しい魔道士です。こんにちは。
(FF14に忙しいって、なんなんでしょうね 笑)

前衛クラスの戦闘も、相当面白くなりそうです。従来の、通常攻撃でTPをためて (間にアビを使いつつ) WSを撃つという、旧来の考え方とは決別する時が参りました。

今回は、”エフェクトゲージの仕様” がキモになります。

威力と命中率を決定するという基本的な仕組が明らかになりました。ただここで注意すべきなのは、単に威力と命中が変化するだけではなく、「アビリティの内容が変化する(要約)」 というものです。同じアビでも、使うタイミングによって、効果が違うというのです。


■”スタンス” という仕組み
いつものように原典に当たってみます。電撃プレイステーションの格闘士の説明の中で、次のような表現がありました。

Q.「オフェンス」と「ディフェンス」のスタンスは、アビリティによるモードチェンジのようなモノでしょうか?
A.コマンドを選択したときのエフェクトゲージの位置によって、どちらかが決定される、格闘士の基本的な特性の1つです。「オフェンス寄り」 のときは防御的な行動が得意になります。以降も、同じ方法をごく短いスパンで繰り返すことで、スタンスが明確になり、ステータスが顕在化し、特化した能力も付与されます。

※電撃Vol.468, p13 より参照のため抜粋引用

FFXIV 寂しがりララのハイデリン膝栗毛-格闘士のスタンス説明画像
※ 3/11付けファミ通(WEB )より参照のため抜粋引用

”スタンス” には、「オフェンス(攻撃重視)」 と 「ディフェンス(回避重視)」 には段階がある事が示されています。ニュートラル(ゼロ)を挟んで±3段階ずつの、計7段階あるという説明です。


これによって次のことが明らかになりました。
1.コマンド (アビや魔法等) 発動時の ”エフェクトゲージ” の位置によって、攻防どちらかの ”スタンス” が決定する
2.使用したコマンド (アビや魔法等) に、スタンス効果 (特化した能力) が付与される
3.同じスタンスを使い続けると、スタンス効果が高まる (上の図より、恐らく3段階)


ここから分かるのは、エフェクトゲージというのは、単に威力と命中のタイミングを合せる為にあるのではなく、スタンス効果を得る為のツールでもあると言うことなのです。


■格闘士のイメージ
1つのクラスでも、振る舞い方によって、2つの面を併せ持つとということが分かりました。

タゲを保持していない時等の 攻撃に特化したケース (オフェンス・スタンス) と、タゲを取りすぎてしまったなど敵の攻撃を回避したい時等の 回避に特化したケース (ディフェンス・スタンス) です。

FF11で例えれば、攻撃に特化したときは モンクのイメージですが、回避に特化したときは シーフのイメージを併せ持つとしても差し支えないと感じます。

それだけではありません。WSとスタンスの組み合わせによって、”攻撃しつつ、攻撃に特化するスタイル” や、あるいは、”攻撃しつつ、回避に特化するスタイル” というのも可能になるようです。プレイスタイルがこれだけで 大まかに4通り存在することになります。

この特徴をよく考えてみますと、FF11のデメリットをなくそうとしている、という風に見受けます。モ/戦 で本気を出せずに、空蝉のためだけに モ/忍 を余儀なくされてきた経験があるだけに、この事を強く思い出します。



■”スタンス” は、格闘士だけの特殊な仕様なのか?
今分かっているのは、スタンスが 「格闘士の基本的な特性の1つ」 という事のみです。

なにぶん情報がないので、断言できるものもありません。ただ、格闘士のみの特別な仕様ということは、考え難いのではないかと感じています。

FF11の事例を考えますと、ジョブによって使えるアビリティや魔法に差が存在するというのは極自然ですが、全く違うシステムが導入されるということはありませんでした。クラス専用システムというのは、明らかに不自然なのです。ですから、他のクラスにも何らかの ”仕掛け” があっても不自然ではありません。

ただ、現在のところ他の手がかりがありませんから、”スタンス” が格闘士専用のシステムかどうかは判断のしようもありません。


■感想など
想像ついでにもう一点指摘してみます。一歩引いて見て、エフェクトゲージの活用 という面では、それぞれのジョブに何らかの ”仕掛け” があっても不思議ではないでしょう。

例えば 格闘士は素早く両手で攻撃を仕掛けるタイプですから、エフェクトゲージの増減が早い…のかもしれません (「短いスパンで繰り出す」 ですし)。一方の両手武器を得意とする斧術士はエフェクトゲージの増減が遅い…ということもあるかも知れません。


このような想像の産物は置いておくとしましても (汗)、”漫画ジョブ” と揶揄されたこともあるモンクが、格闘士のように生まれ変わっている様は、わたし自身は 当面は就くことがないとしても、心躍るものがあります。

”通常攻撃” がなくなり、前衛でも毎回のコマンド入力に ”意味を持たせる” という仕掛けが随所に見られます。状況によって、一打一打に工夫が込められる というのは、何とも心躍る変化です。これを進化と呼ばずしてなんと呼ぶのかと思っています。