続いて…「 かまや食堂 」
創業150年という長い歴史を持つ、須賀川エリアを回る上で避けては通れない有名老舗。
警察署のある大きな交差点が目印です。
向かう方向によっては交差点を挟んだ場所にある「かどや」という蕎麦屋の看板が目立ちますので、お間違えのないように。笑
ちなみに、今の店舗は移転後の建物。
中も綺麗で広く、しっかり食券機まで完備されていました。
食券機の下にに「ざるそば」とありますが、創業時に蕎麦屋としてスタートしているため、現在もメニューに残っています。
中華そば 600円。
たっぷりと注がれたスープ。
そして具材が浮き上がるほど麺が入り、この価格。
スモーキーで重厚な節の香りが広がり、動物素材等から来る厚みもしっかりしています。そのため、物足りなさやチープな要素を全く抱かせません。
タレはずっしりとした深みがあり、甘さと酸味のバランスが見事。
蕎麦屋のラーメンと言えば、蕎麦つゆの様な甘めのタレにじんわり出汁を利かせた優しいタイプを想像していましたが、此方はかなり振り切っていますね〜。
麺は硬めに茹でた縮れ麺。
つるっとしている割にスープの持ち上げは優秀。
このスープと硬質麺の組み合わせが斬新で、良い意味で老舗らしくない部分でもあります。
常連さんが頼んでいる“油増し”が美味そうでした。この手のスープには間違いなく合いそう。
完食。
出汁の利きかせ方が痛快!
“蕎麦屋が作るラーメン”のイメージを覆してくれた衝撃的な1杯。
味も好みのど真ん中で、またすぐに再訪したいくらいです。