NXT 7/13/16

中邑真輔×フィン・ベイラー


NXTの舞台で中邑×棚橋を体現しようとしたのかベイラーが脚攻めを。エグい膝への打撃からグラウンドでのドラスクまで。対する中邑は今までにないほどに感情的になっての叫びの部分から熱量を供給。最後は必殺技の攻防と一進一退にステップ。好試合。☆3.75

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 今までにないほど中邑の滾りが見られた試合でした。ベイラーも対中邑ということへの気迫溢れる表情に観客もお祭り状態を楽しんでいます。序盤は互いの距離感に対して会場の雰囲気と対すると弱くなっている印象。その雰囲気を切り裂いたのがベイラーの脚攻め。コーナーとサードロープに固定してのエグイ膝への打撃は予想外でした。そしてグラウンドに引き込んでレッグロック、さらにさらにグラウンドのドラゴンスクリュー。これはNXTで中邑×棚橋オマージュかな?とワクワクさせる目配せ的でありながらも、中邑のピンチを目に焼き付けさせながら、中邑が飄々とでなく感情的な打撃を乗せてきたのも面白いです。それならベイラーのスリングブレイドを放つ瞬間にニヤリとしたかったですが、そこにカタルシスは少なかったですね。それよりもクライマックスに互いの必殺級の技をカウント2でキックアウトする一進一退の熱量は見事でしたね。好試合。☆3.75