新日本 7/17/17 札幌 G1 CLIMAX 27 公式戦

YOSHI-HASHI×永田裕志

永田の情熱的な攻めに対してトリッキーさの要素を加えようとしたYOSHIの技は軽いです。攻めに躊躇というか剥き出し感が薄いです。打撃合戦によって熱量が上がっていく終盤ですが、必殺技を出す際のもたつきがノイズとして残るのでした。良い試合。☆3.25

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 YOSHIのチョップの炸裂タイミングやアンダードッグ性は良いのですが、永田の最後のG1というドラマの前にやはり躊躇のような攻めきれなさが露呈していますね。脚を捕まえての場外戦の段階で変に間をとってしまうので、熱量の凝縮率は薄いものに。終盤に向けて永田の浴びせ蹴りやバックドロップのようなダイナミズムに押されることなく、カルマのもたつきが断熱材のように思うノイジーな試合でした。☆3.25

 

 

新日本 7/17/17 札幌 G1 CLIMAX 27 公式戦

後藤洋央紀×石井智宏

破滅的で向う見ず。このジャンルに関しては石井がトップランナーであり、後藤もタフネスと破壊的なプロレスでは負けてはいない。それによって無駄がなく洗練されたタフネス自慢のプロレスがジャンルにて確実に上がる世界観となる。タフネスと切り返しの妙。好勝負。☆4

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 タフネスと破滅的な明日なき世界の合わせ鏡。ガチンコ真っ向勝負のジャンル式プロレスに対してのトップランナーである石井と合わせ鏡として召喚された後藤の痛烈な打撃戦は間違いなく楽しいです。打ち合いの中で、カウンターの妙を見せる2人のエッセンスが確かなスキルを感じますし、ラリアットの耐え合いやヘッドバットのエスカレーションしていくシークエンスは格好良いです。無骨でこれしか提供できないと分かっていながら磨きがかかると目を離せませんね。好勝負。☆4

 

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新日本 7/17/17 札幌 G1 CLIMAX 27 公式戦

ザック・セイバーJr×棚橋弘至

手負いの棚橋をテクニカルに切り込んでいくザック。棚橋が苦痛の表情に歪むことに対して楽しさすら感じるザックの関節技劇場とダウンによる躍動感の抑制による疲弊感。最後のザックの腕極めは、何か痛みと芸術を掛け合わせたスポーツマンシップに見えた。☆4

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 WWEにこそ上がったことはないが、日本のリングで過小評価だったザックを輝かせる、痛みが楽しさに変わる試合。棚橋の右腕を庇いながらもザックの関節技地獄に対して、不屈であることを維持しようとする儚さがドラマチックに映ります。躍動感のある一進一退でなく、キレが良く渋みをもった抑制の効いた痛みと疲れが伝わるクライマックスのづブヅブ感が堪らないですね。最後、棚橋のハイフライフローに膝を立ててアームバーに移行するテクニカル性以上に腕を痛めつけることに芸術性すた見せるスポーツマンシップの底のようなモノが見えた好勝負。☆4

 

 

新日本 7/17/17 札幌 G1 CLIMAX 27 公式戦

内藤哲也×飯伏幸太

内藤はライバリティの拡散装置となりましたね。飯伏の首・後頭部を執拗に狙う姿勢と飯伏の衝動を真っ向から受け止める技量。オメガ戦然り、エルガン戦然り、そして飯伏の破壊的な打撃や落下系の技を受け止め輝かせることで、2人の世界が熱く滾った名勝負。☆4.75

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 昨年のケニー・オメガ×内藤哲也をリブートしようとして誕生させた素晴らしい試合。内藤は相手への憎悪や感情を引き出させ、それを真っ向から受け止める懐の深さと、何より受けの巧さにおいての破滅的でありながらも輝ける世界観構築が見事です。エゴイスティックに自分の輝きを見せる以上に、相手とともに上昇気流に乗せることで、飯伏への執拗な首攻めから、キラー性を孕み始めた飯伏の本性の見え隠れ演出を真っ向から受けるのだから、激しくいながら抑制された世界観にスリルとテンションの意地が成されています。飯伏の振りかぶってのラリアット、やり投げ、スワンダイブ式ジャーマン、雪崩式パイルドライバーのような破壊的な大技に対して破滅的に受け止めながらデスティーノ一撃での世界の封鎖は痺れましたね。これは飯伏×オメガが同ブロックになかったことへの目配せでしょうか?それとも決勝が飯伏×オメガになることへの伏線なのでしょうか?そんな妄想まで掻き立ててくれた名勝負です。☆4.75

 

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WWE RAW 5/3/04

クリス・ベノワ×ショーン・マイケルズ;世界ヘビー級王座戦

互いに物凄い気迫が伝わってくることで観客とともにボルテージを上げてきます。TVマッチとは思えないショーンの手数の多さから伝わる総力戦。ベノワのスープレックスやクロスフェイスの徹底もまた。乱入決着ですが名勝負。☆4.75

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 明らかにTVマッチの域を超えていて、確実にエモーショナルの数値が上昇しています。HBKが普段使わないような倒れ込み式のラリアットや変形スープレックス、膝を背中に押し当てたボストンクラブ…、ベノワのヘッドバットに行く前のダメ押しスープレックス、執拗なクロスフェイス…、手数の多さから裏打ちされる総力戦とエモーションの衝突、互いのボルテージが観客の声援とともに上昇していく様は素晴らしいです。レフェリー失神からHHHの乱入しての幕引きとなる試合ですが、互いに休みなく情報密度を上げてきた名勝負です。☆4.75

 

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Progress Westling 7/9/17

ピート・ダン&タイラー・ベイト&トレント・セブン×トラヴィス・バンクス&クリス・ブルックス&キッド・ライコス

前半は6人タッグとして有象無象にひしめき合うわけなのですが、着実な彼らのエッセンスが生きて、流石の終盤の箍の外れたスピード感は文句なし。最後までハラハラ。☆4.25

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 ブリティッシュストロングスタイルvsCCKというドラゲーばりのハイクオリティなユニット同士の激突です。当然期待せずにはいられません。前半は6人タッグの人数の多さからなる調整どころですが、BSSはヒールアピールに徹して、孤立したライコスをオモチャみたいに扱います。CCL側は最初からバンクスが熱血キャラを全面に出しての強烈なエルボー。ブルックスとライコスのワンエッセンスある連携も光ります。中盤から終盤にかけて6人が入り乱れてのコミカルな殴り合いから、誰かが何かを常に線で紡いでいく攻撃シークエンスは目を見張りますし、目が離せません。レフェリー誤爆からBSSがヒールとして振る舞い、HHHオマージュも兼ねて目配せもしつつ、終盤まで大技からチープショットまで温度差なく駆け抜けた好勝負です。☆4.25

 

PWF興行

プリキュアでプロレス団体を作ろう

Nothing Lasts Forever 2017

 

 

 

 

PWFタッグ王座戦~

○キュアショコラ&キュアマカロン(ch)

(2129秒タップアウト)

Bullet Club(キュアメロディ&キュアビート)×

※デスロックSTF

マカロンはフォールを取られたメロディと激しくやり合う。殺気立ったマカロンをショコラが止める場面もあるも、最後はリミット外した一進一退もあり、マカロンがメロディのスイートチンミュージックを捕まえるとデスロックSTFで締め上げタップアウト勝ち。王座防衛。

 

 

PWF-IC王座譲渡者決定戦リマッチ~

Rabid Wolverine”キュアパルフェ×

(2340秒エビ固め)

○“The Premier”キュアホイップ

水平落下式バックドロップ

マーメイド観衆でドーピング検査が行われた後にパルフェが入場。ホイップはカスタードをセコンドにおいての入場。試合はパルフェがアグレッシブな姿勢を見せ逆水平でホイップを圧倒。ホイップも身体能力を活かした伸びのあるスープレックスや打撃。最後はパルフェの猛攻に、カスタードの薄力粉攻撃からホイップが3カウント。王座奪還かと思ったが、ここでレフェリー陣営から物言い。薄力粉攻撃が露骨だったこともあり預かり試合に。IC王座の行方は決着つかず次回大会へ持ち越されると告げられる。

 

 

PWF王座戦~

○“The Villain”キュアマジカル(ch)

(2831秒タップアウト)

Hitman”キュアハート×

※チキンウィングクロスフェイス

キュアミラクルがセコンドに付こうとするも、ボロボロになりながらもピーチが阻止。マジカルとハートの完全一騎打ちとなる。試合はハートの打撃とサブミッションに何度もマジカルが追い込まれるも、マジカルの形振り構わぬ打撃や投げの乱発でハートが怯む。最後は執拗なまでにチキンウィングを繰り出し、ついに決まってタップアウト。王座防衛となる。マジカルは夏の祭典「P-1 CLIMAX」を王座のままで突破して永久王座となると宣言。