私は一つの事を極められない男なので
それはそれは色々な事に手を出しています。
褒められたものじゃないんですが。

しかし、昔からずっと中途半端だと思っていたものが、
この年になりなぜかそれらが段々と仕事に(お金に)
なってきている所が自分的には面白いな。と。
金額の大小ではなく、
自分の能力に対して対価が生まれているという事に
少なからず価値を感じています。

今日は都内某所で、撮影アシスタントの仕事をしてきました。
撮影するタレントさんの業態?から
必ず音楽関係者が現場にいるだろうという事で、
MAKITA MR200と
BL1850をフル充電してハイエースに積み込みました。

ちょっと音楽に詳しい人に
一言もらえればよかったんです。
自分がいくらブログで音が良いといっても、
我ながら何の説得力も感じられなかったので。

そこで私は相対的な評価を求めて
山ちゃんのセルフリフォームを楽しんでます作戦を決行したのであります。

(あ、いや、いつもいいね をしてくださるので。感謝の意を込めましてですね)


撮影アシスタントという立場でありながら
ズケズケと現場にいたスタッフをリサーチ。
で、音楽に詳しそうなその方に話しかけてみたら
本職の方でした。



腰が違う、腰が。

いつもそばにある、プロ用の音響機材と比べれば
おもちゃのようなMR200であるのに、
恐縮してしまうほど真面目に「音」を分析してくださいました。

「音像」を楽しむスピーカーではないことは、一瞬で理解されたようです。
決して音質が良いとも言いませんでした。
私はメーカーカタログや販売店のように、単純に音質がいい
というだけでMR200を語るのは、反対です。
あまりに抽象的で、あまりにMR200の潜在的ターゲットユーザーへ訴えるべき言葉から
かけ離れているからです。

ディレクターが体でリズムを取り出したのを
見逃しませんでした。
決して艶やかで上品な中高音を奏でるスピーカーではありません。
しかし、このスピーカーには
どのポータブルスピーカーにも負けない、リズムとパンチとウネリがある。

その使い倒されたカバーから
相当使い込んでいるであろう、と思える
Astell&KernのDAPの画面を







スクロールしては新たな音楽を流す。

音がハマると私も勝手に指と足がリズムを刻んでいる。
MR200と相性の良い音楽を探す、
そこにはもう「音質」の概念はない。
ただ、気持ちの良い音を求め続ける禁断症状。

大成功。MAKITA のMR200は
クリアな音質の優等生スピーカーなんかじゃない。

音楽家電業界が挙ってハイレゾにシフトしていこうとしている中、
モノラル、高出力、掃除機と共通の汎用電池?

完全に 一 匹 狼 だ。  



流れてきた曲の中に、
センスの中のセンスとしか言いようのない
ジャズアレンジされたアニソン達が、、、

それが





Bigband for Anime Songs/日本コロムビア

¥2,700
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ジャズもいけるのか、、、MR200よ

これは買います。
世の中には
こんな音楽を生み出せる人達もいるんですね。
また一つ新しい音楽に出会えたことに感謝。
ここまで洗練されると
アニソンだとかジャズだとかのカテゴリー分けが
全く無意味になりますね。
気持ちいいから聴いてみて って あれ
MR200と同じコンセプトじゃないですか

後々書きますが、やはり高音質音源は
無圧縮、ライン接続で聴くと違いますよ。
音のキレが半端じゃないです
これも心地よさの一つ。