「永遠のゼロ」,見てきました。
特に好きな映画ではないと思っていたんですが,無料券があったので,ダディと2人で東京に行きました。
・・・戦争映画ではあるのですが,愛と家族の映画でしたねえ。
泣きました~。
50数名でいっぱいな映画館でしたが,感動であふれて,あちこちですすり泣きが。
戦争という大きな出来事を経験して,きっと,この映画の主人公でない,どの人にも,ドラマがあったんだろうなあ,と改めて思いました。
主人公について語る,老俳優たちの演技がよかったです。
「何も語らないのが,(その人にとって)戦後を生きると言うことだ。」という言葉,ぐっと来ました。
そんなに古い歴史ではないのに,語られていない,意外と知られていないというのは,そういうことなのかなあと思ったりしました。
特攻隊に行くことが決まった青年が,川に足を浸して,「水が冷たいことや,風に草がなびくことに初めて気が付いた。」という言葉,ぐぐっと感動しました。
うさぎも,大きな病気を経験したからこそ,本当に,そう実感したから。
見過ごしていたようなことや,身近な愛や幸せに気が付く・・・・・・・・,そういう思いにとても共感できる映画でした。
初雪うさぎ 珍しく俳句でなく ここで短歌を一つ。
「シネマより一人出で来る老爺にも戦後のありて永遠のゼロ」
高齢の男性が,1人でのんびり映画館に来ている風なのが,目につきました。
戦争経験者にも,戦争を知らない人たちにも,いろいろな感動をくれる映画であったと思いました。
街はバレンタインチョコで人があふれていました。
平和であることや,ダディと仲良くデートができたことに感謝した休日でした。