特許庁は、第四次産業革命との繋がりが深い分野の特許出願動向調査結果を取り纏めたとのことです。

 

内容を見てみると、「ゲノム編集及び遺伝子治療関連技術」、「人工臓器」、「ファインバブル技術」、「繊維強化プラスチック、「GaNパワーデバイス」、「高効率火力発電・発電用ガスタービン」、「水処理」など、いわゆる第四次産業革命とは関係のないテーマのほうが多いです。

 

ただし、以下の関連資料は技術トレンドを知るうえで参考にはなると思います。

(あくまで参考で、特許情報解析で全てがわかる訳ではありません。)

 

http://www.meti.go.jp/press/2017/05/20170508002/20170508002.html

特許庁は、第四次産業革命との繋がりが深いIoT関連技術である「スマートマニュファクチャリング技術」や、革新的なバイオテクノロジー技術である「ゲノム編集及び遺伝子治療関連技術」等、社会的に注目を集めている分野を中心に選定した15の技術テーマで、特許出願情報の調査を実施しました。

 

1.特許出願技術動向調査とは

特許庁では、市場創出に関する技術分野、国の政策として研究開発を推進すべき技術分野を中心に技術テーマを選定し、特許出願技術動向調査を実施しています。平成28年度は、15テーマの調査を実施しました。

 

2.調査結果の概要

世界の特許出願件数が年々増加する中、第四次産業革命との繋がりが深く「Connected Industries」の実現に重要となるIoT関連技術については、一つの産業分野に閉じたIoT関連技術だけでなく、複数の産業分野にまたがる技術についての特許出願件数も増加しています。また、バイオテクノロジー分野においても、近年の革新的な技術開発が、社会的に大きな注目を集めています。

そこで、本年調査した15の技術テーマのうち、IoT関連技術として「スマートマニュファクチャリング技術」、「クラウドサービス・クラウドビジネス」及び「施設園芸農業」、また、バイオテクノロジー技術として「ゲノム編集及び遺伝子治療関連技術」及び「人工臓器」について、以下紹介します。

 

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