時代は変わるのは仕方ないのか・・・

昨日は書道展をはしごしてきました。

銀座で行なわれている魁心書法院展へ。

銀座

いろいろな書が展示されていました。

中には水墨画までありました。

主催の幕田先生とも再会。


また、必然なのか書道評論家の田宮文平氏とも

ご一緒させていただき

書道界の歴史を聞くことができました。


関西と関東の書道界の違いや、

今の書道界を築き上げた先生方の粋なお話や

裏のお話・・・。


日展で黒い裏側が世間に知られるところになりましたが

そもそも、昔は審査員をされた大御所の先生方は

書の世界を背負っていける作家を自分の足で探して

推薦するその責任もあり育てるところまでが勤めだったというのです。

今とはだいぶ違う・・・。

時代が変われば組織も変わるけれど

良い方向に変化することを願うばかり・・・。



講師料をお支払いしたいほど良いお話を聞かせていただきました。


そのあと、急いで「董其昌の書」を観に行ってきました。

董其昌

会場には高木聖鶴先生もいらっしゃっていました。

本でばかりで勉強せずに肉筆をみて学ぶことが

最近やっと分かるようになっていきました。

とても良い時間を過ごさせていただきました。

書家 SAORI