今日も沢山のありがとう

本日は父と一緒に「現代二十人展」を鑑賞してきました。

展覧会


このところ、毎年、年の初めに学ばせて頂いています。

毎年、父の友人がチケットをくださります。

ちょうど、14時より高木厚人先生のトークも聞けて

本当に有り難かったです。

高木先生がお話されたことで印象に残ったものを1つ紹介します。

「一番簡単に手っ取り早く上達させてるには?」

というお客様からの質問の答え・・・

「暗記!です。好きな書を書いて身に付ける。

好きな書というところが大切です。

本物の書を見て好きなものを知り、それを何度も書くことです。」



それと、本日、書家の幕田さんから良いお話を聞きしました。

幕田さんは私の父の大学の先輩になります。

幕田さんの師である安東聖空先生のことば

「先生がある方をお食事に誘った時のお話です。

安東先生のお気に入りの素朴なラーメン屋さんに

その方をお連れしました。

その方はラーメンを2口食べてあとはお食べになりませんでした。

その方はいつも一流のお店で一流のものを食べていたのです。

安東先生はその時に思ったそうです。

一流を知っているということは

三流も知っているということなんだ!


とても分かり易いお話で納得してしまいました。

一流ものに沢山触れるということは

そういうことなんですね!


書家と名乗る人は沢山いても

一流の書家からみたら

三流の書家はすぐに分かります。

私は一流の書家でありたい。


書家SAORI