か都立高校で単位認定になる授業「ふろしき学」。
第五回目のレクチャーは、唐草文様をピックアップ。
でも、その由来や伝わった旅をひもとくと、実に興味深い。
唐草文様はその地や時代で種類やバリエーションを増やし、
日本にも美しく素晴らしい文様が沢山伝わります。
その一つがこれ。正倉院に残る葡萄唐草文様です。
それではシルクロードってどこでしょう?
ということで、白地図を渡して、考えてもらいました。
生徒さんたち、う~ん、ええっと、と世界地図と格闘。
実は、正解は出なくてもいいのです。
唐草文様から、世界の地理や歴史を今一度振り返ってみる。
文様ひとつにも、世界や時代背景があったりする。
学ぶことは、他のことにも繋がることを感じてもらえたら、
この「ふろしき学」を選択した意味があると思っています。
ふろしきワークショップは小風呂敷でペットボトル包み。
暑くなったので、即使ってもらえるといいなあと思っています。
風呂敷文化研究家 和文化コンシェルジュ つつみ純子
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