葱油餅のおやつを終えたのち、花蓮の忠烈祠へ。台北の忠烈祠より小さいことは予測していたが
人っ子一人いない。
まあ、日本人が異国の施設をいきなり訪問し貸し切り出来たと思えば、大変贅沢な体験だ。
忠烈祠を堪能しマーシャルホテルへ戻り、預けていた荷物を受け取り、スマホアプリで「この2日間、大変にありがとうございました。花蓮に来たら、また泊まります」とお礼を伝え笑顔でホテルを後にする。
花蓮駅までスーツケースを引きつつ、約20分の道のりをひたすら歩く。途中の「南北冰店」でパパイヤ牛乳55元(約198円)を買い、優しく濃厚な甘さに癒され休憩を取ったり、熟睡する犬を愛でつつ花蓮駅に到着。
19時の夕食時だったため、タロコ号の中で食べる弁当を「池上飯包」で調達。花蓮駅からタロコ号に乗り込み、お楽しみの夕食タイム。厚揚げ、ピリ辛の鶏もも揚げ、ピリ辛ソーセージ、味卵、うす甘塩キャベツなど全て優しい美味さ。ご飯もたっぷりで温かく、正確な金額は忘れたが、これで100元(約360円)くらいなのだから、日本で駅弁は絶対食べられない。妻とシェアしたチャーハン弁当も飾り気のない塩味に中華風味が効いて美味い。
約2時間後に台北駅到着。バスターミナルに繋がる駅ビルで水を購入し、桃園空港までの長距離バスに乗車。約1時間で到着しテキパキとチェックイン、預け荷物など手続きを済ませ深夜2時のフライトを待つ。
空港内のコンビニなどチェックしながら1時間半の待ち時間をつぶし搭乗。行きの飛行機での失敗を踏まえ、ペットボトルに水を補充し、機内での読み物、腰痛防止のクッション代わりとなる衣服を携え「2度と同じ轍は踏まん!」と万全の体制。しかし離陸した瞬間熟睡し、機内食などサービスが一切ないLCCのため起きる機会が無く、起きた瞬間には着陸準備に入っていた。まあ、朝から夕方まで花蓮の街を歩き続け、特急2時間、バス1時間、待ち時間2時間を経て、離陸時間が深夜2時なのだから、起きていられるわけがない。
朝6時に成田空港に到着し、入国手続きを終え、妻の株主優待で吉野家の朝食をご馳走になり昼12時に帰宅。2泊4日の弾丸旅行で、台湾にいたのは実質2日、しかも台北と花蓮の移動付き。
こんなハードな旅行、いつまで出来るか分からんな。
旅行に限らず、やりたいことがあるなら、やれる内にやっておいた方がいい。
人生は一回しかないのだから。
楽しかったよ、台湾・花蓮。
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