2017年9月台湾・金門島旅行その8 | キッチントレーダーさやた

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 産業用太陽光発電、FX、株式、貴金属、REITなど資産運用と、手料理による節約で家族のため戦うサラリーマン。スイーツ、海外旅行、ブラジリアン柔術、グラップリング大好き。太陽光普及でエネルギー争奪の戦争を無くせると信じ発信します!

 包丁をしこたま買い込み、店を出ようとしたら「歩いて帰るんですか?」と尋ねられる。以下、小学生英語とボディランゲージでの会話を記す。
さやた「はい。ここから歩きます」
店員「どちらまで?」
さやた「ラ・パレスホテルです」
店員「結構遠いですよ?」
さやた「ここから歩いて20分くらいですよね。足は強いので大丈夫ですよ」
店員「・・・ちょっと待ってて下さい」
と呼んできたのは、背の高いダンディな中年男性。どっかで見たことあるぞ・・・と一瞬考えたら、金合利鋼刀の社長、金門包丁の職人、呉増棟さんと紹介される。ドキュメント映画「呉さんの包丁」の主人公で、金門包丁でネット検索したら出まくってた人だ!!と大興奮。興奮するがまま握手をしてもらい、妻も興奮しながら続けて握手。更に店員さんにお願いし記念写真をゲット。更になんと「ウチの社長が送りますよ」と信じられない申し出が。


 「いや待って、仕事中でしょ?」と恐縮して断ったら、呉さんが「構わないから、乗って行きなさい」と車まで案内してくれる。ここまでされて断っては逆に失礼だし、重い海外旅行用スーツケースを引いて20分歩くのは結構キツいから、正直言って大変にありがたい。たまたま店が空いていたのか、日本人が珍しかったからか、ホテルの付近に用事があったからついでなのか、それとも全部かもしれないが、大した買い物はしていない初めて会った人間を、社長自らが送迎してくれ、更にスーツケースをトランクに積んだのも呉さん自らという親切さ。
 台湾人、大好きだあああああ!!!

 呉さんの送迎はわずか10分程度だったが、スーツケースを引いて歩いたら30分くらいはかかっていたであろう距離。最後にスマホの翻訳ソフトで「仕事中なのに、送っていただきましてありがとうございました。また金門島に来て包丁を買いに行きます」と中国語を見せ「謝々」と繰り返しお礼を言うと、笑顔の呉さんと握手してお別れ。ホテルに入る間際に振り返ったら、
呉さんがじっとその場で見送っていた。
 こういう礼儀正しく親切で、驕らない人だからこそ、ビジネスで成功するんだろうなあ・・・。俺も見習わないと。

 

次回に続く(面白かったら、以下クリックお願いします!)

 


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