ビートコミュニケーション、ビジネスソーシャル「B-Holacracy」を提供開始 | キッチントレーダーさやた

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 ビジネスソーシャルのパイオニア、株式会社Beat Communication(本社:東京都渋谷区、代表取締役:村井 亮)は、多様化する社会の中、企業のあり方を先見し、ホラクラシーの浸透を目的としたハイブリッド型ホラクラシーのビジネスソーシャル「B-Holacracy」を6月20日よりリリースする。

 働き方改革の議論を終えた日本政府は、働き方改革実行計画(案)を策定し、2017年度中にはそれに向けた法制化を進めている。日本社会の少子高齢化に歯止めがきかない中、経済界ではIoTや働き方改革と呼ばれる産業の大きな変化が進行しており、ワーク・ライフ・バランスの実現や第四次産業革命を面前に、働き方改革には「イノベーション欠如による生産性向上」と「革新的技術への投資不足の対処」が求められている。
 働き方改革が進めば、大量生産・大量消費社会(第二次産業革命)の時代を支えた終身雇用や、男性正社員中心の雇用、トップダウンのピラミッド型組織など、従来の制度を根底から覆すような構造改革が実現する可能性がある。またIoTや第四次産業革命の下、社会の変化のスピードはますます高速化しており、変化の流れについていけない企業は、一挙に衰退に追い込まれることが予測される。そして次第に雇用制度も多様かつ、流動的な方向へと変わり、それに連動して企業組織の形もフラット型へと移行していくことが見込まれている。

  アメリカのベンチャー企業では、数年前からホラクラシーという組織のあり方が注目されている。ホラクラシーとはTernary Software社の創設者であるブライアン・ロバートソン氏が提唱した組織運営コンセプトです。今までのマネージメントスタイルがヒエラルキーであったのに対してホラクラシーは対等、かつオープンに個々が自分自身をマネジメントしていくという仕組み。ホラクラシーを導入のメリットは、現代のような複雑な環境変化に臨機応変に対応できるということ。飛行機で例えれば、エンジンが炎上し墜落しそうになっている時、ヒエラルキー組織の場合パイロット一人が対応するのに対し、ホラクラシー組織では乗組員複数が危険を察知し対処するため、短時間で問題解決が可能になる。
 ヒエラルキーな社会ではトップにすべての意思決定が集中しすぎるため、管理職がパンクし、その間、色々な重要な判断が遅れて先送りされてしまうということがある。アメリカではエバーノートやパタゴニア等、様々な企業がホラクラシーを導入。経営者は意思決定を毎日継続しないといけないことが多いが、ホラクラシー型にすることでリスクを分散し、意思決定を速めることが可能。ホラクラシー型組織は、役職をなくし生産性をあげる新しい組織マネジメントで、基本的に人を管理することなく、個人の主体的な行動によって組織を成り立たせている。トップダウンのピラミッド型と比較し、会社の意思決定に時間がかからず、素早く行動に移すことができるため、スピード感をもって仕事をすることが可能になる。しかしその反面、ホラクラシー型組織は個々の主体性に任せる範囲が大きいため、社員ひとりひとりの行動や仕事内容が把握しにくいというデミリットもある。
 米国のある企業では導入に失敗し、ホラクラシー経営を手放す事例も出てきている。フラット化を利用し、怠ける社員が現れ、結果リストラせざるを得なくなったり、フラット化に順応できず退職する社員がでてきたりする場合もあります。また、社員の経験値が低い場合は指示をしたほうが早く回る企業もある。つまりある程度社員の意識が高い企業でないと、失敗する可能性もある。
 そこで同社では、ホラクラシーを管理するため、社内SNS「B-Holacracy」を運用しハイブリッド型ホラクラクシー組織にすることで、この問題を解決できると考えている。
 自分も会社員なので、効率化ツールは大変興味深い。このようなシステムが普及して、残業がなくなればいいのにな。
ビートコミュニケーション、新しい働き方改革を推進する ハイブリッド型ホラクラシーのビジネスソーシャル「B-Holacracy」を提供開始 ドリームニュース・ブログメディア参加記事