コヴィア、屋内GPS(IMES)、Zigbee対応のIoTゲートウェイ「UM-120」を開発 | キッチントレーダーさやた

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 株式会社コヴィア(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:神代敏彦)、ならびに株式会社コヴィアネットワークスは、WiFi、Bluetooth、IMES、Zigbeeを搭載するIoTゲートウェイ「UM-120」 「UM-120」を開発し、営業を2015年8月より開始する。
 「UM-120」とサーバーを接続するバックボーンにはIEEE802.11b/g/n(2.4Ghz)、IEEE802.11ac(5Ghz)、1000BASE-TXを採用し、管理サーバーとの通信を行います。管理サーバーには死活監視機能、ファームウェア更新機能なども搭載しており、複数のUM-120を運営管理する。 「UM-120」標準構成としては、WiFi、有線LAN、Bluetothを搭載したBeaconゲートウェイとしての導入を想定したもので、BluetoothはSmartReadyとBeaconの両方に対応。スマートフォンやタブレットなど汎用的な端末を受信装置として利用することができるので、現在の業務環境はそのままに、少ない設備投資で導入が可能となる。
 さらに、「UM-120」にはオプションでIMESモジュール、ZigBeeモジュールを搭載することができる。ZigBeeモジュールは、IEEE 802.15.4の規定に準拠したフル機能を備えたFFD(Full-Function Device)です。初期設定により、ZigBeeコーディネーターまたはZigBeeルーターとして動作させることができる。ZigBeeコーディネーターとはネットワークに必ず1台だけ存在し、ネットワークの立ち上げ機能を持つものです。ZigBeeルーターはネットワーク内に複数台存在させることが可能で、データ転送機能によりデータが次々とノードを渡っていくマルチホップネットワークを実現することができる。
 また、IMES(Indoor MEssaging System)技術を活用すれば、GPS衛星の電波が届かない屋内でも位置情報が得られ、屋内外でシームレスな位置検知が可能となる。IMES方式は、日本の測位衛星システムである『準天頂衛星』の枠組みから発案され、IMES送信機は、その場所の位置情報をメッセージとして送信します。高精度な位置情報を利用できるため、スマートフォン、携帯電話などGPS受信機を組み込むことのできるあらゆる機器での利用が期待されている。
 同社ではこれまでのSIMフリースマートフォンの開発、市場実績をもとに、BeaconならびにIMES対応スマートフォンの開発に先駆けて取り組んできた。2014年9月に福井大学医学部附属病院に当該システムを導入し、スマートフォンを活用した内線通話や医療システム連携、および病院内における位置情報検知システムの研究開発を進めている。
 このマルチプロトコル対応の無線通信ユニット「UM-120」の製品化とともに、スマートフォンや専用タグなどのエンドデバイスとなる製品をパッケージにし、また、各種アラームやセンサーとの連携を想定しながら医療関係をはじめ、地下街、ショッピングモールなど幅広い分野でソリューションを推進していく。

 自分も屋内でモバイル端末を使うことが多々あるが、通信環境について不満な部分が多く、仕事に支障が出ることも多かった。UM-120のようなシステムが普及して、快適な通信環境が少しでも増えればいいな。

コヴィア、WiFi IEEE802.11a/b/g/n/acをバックボーンとしたBeacon、屋内GPS(IMES)、Zigbee対応のIoTゲートウェイ「UM-120」を開発 ドリームニュース・ブログメディア参加記事