漢文という教科は、古文の上に乗っかっているような教科なので、古文の力がしっかりあれば、それほど苦労する教科ではないと思います。勿論、漢文特有の句形・句法なるものはありますが、それも数は限られている。確かに漢字の意味が解らなければ少し苦労するかも知れないけど、それでも古文ほどじゃない。定期テストでは白文で出題していますが、実力で受ける漢文のテスト(模擬テストなど)は傍線部以外は訓点は施されている。だから、重要なのは文脈を読み切れるかどうかということ。出題文全体の筆者の主張を捉えることができるかということかな。ということになれば、これは現代文の力があるかどうかということになってくる。斯く斯く然々のように、現代文は重要な教科なのです。でも、なかなか現代文って苦手な人にとっては苦手から逃れるのは至難の業、だと思う。ただ、現古漢通してやはり筆者の主張の把握が、最終的に一番大事なことになってくる。しかしこれは英語にも言えるよね。英語も全体の要旨を摑んでいなければ長文の問題は解けない。さらにしかし、数学も問題の出題者の意図をわからなければ解答までたどり着けない。
かくて、国語は重要な教科なのです。全ての教科の基礎であるといわれる所以はここにあり!!!
そうだ、漢文整理ノートの話だった。自分なりにしっかりまとめてノートを作って下さい。自分で考えてノートを作ることで、自分が覚えなければならないと思っている内容がわかる=何が重要であるかを 自分で把握した結果がテストで生きるかどうかがわかる=自分がポイントを摑んでいるかどうかがわかる。
斯く斯く然々意味あるノートだと思います。自分でいうのもなんだけど。