15セCS2st④ S－Ｇ(10/17) ヤクルト日本シリーズ進出決定、01年以来14年ぶり

＜ヤクルト３－２巨人＞◇セ・ＣＳファイナルステージ④◇15年10月17日（土）◇明治神宮野球場◇18:00開始◇観衆34038人◇

ヤクルト日本シリーズ進出決定、01年以来14年ぶり

(ヤクルト・４勝１敗０分)※アドバンテージ含む
巨人|000 020 000|２
ヤクルト|210 000 00X|３

巨人|H:8 B:3 E:1 ヤクルト|H:5 B:1 E:0
【巨人】 ●ポレダ（０勝１敗）高木勇田原誠戸根山口沢村
【ヤクルト】 ○杉浦（１勝０敗）ロマン久古秋吉オンドルセクＳバーネット（２セーブ）

　ヤクルトが１回無死一、三塁で山田の適時打と、満塁からの併殺打の間に２点先制。２回にも比屋根の適時打で３点目を追加した。

　巨人は５回２死二、三塁から阿部の中前２点適時打で１点差に詰め寄った。ヤクルトは６回２死一、二塁の好機を生かせず。

　ヤクルトが逃げ切り、日本シリーズ進出を決めた。６回以降はロマン、久古、秋吉、オンドルセク、バーネットの継投で無失点。

　巨人原辰徳監督（５７）が１７日、辞意を表明した。クライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージでヤクルトに敗れ、日本シリーズ進出を逃した試合後に「この３年間、なかなか成績が上がらず、下降線をたどった。長年監督をやらせてもらった。そろそろ潮時」と話した。

　原監督は敗戦後に桃井恒和球団会長に辞任の意向を伝えた。桃井会長は白石興二郎オーナーに報告したが、同オーナーは直接、原監督から気持ちを聞きたいとし、１９日に東京・大手町の読売新聞本社で会談する予定。

　◆原辰徳（はら・たつのり）１９５８年７月２２日、神奈川生まれ。神奈川・東海大相模高時代には大型三塁手として計４度、甲子園に出場。東海大進学後、８１年にドラフト１位で巨人に入団。１年目に２２本塁打で新人王を獲得。８３年には打点王となり、最優秀選手にも輝いた。入団以来１２年連続２０本塁打を記録するなど、巨人の４番打者として通算３８２本塁打をマークし、９５年に現役引退。ヘッドコーチを経て、０２年に巨人の監督に就任し、いきなり日本一。翌年は３位となったことで辞任したが、０６年から再び指揮を執り、リーグ優勝７度、日本一３度を成し遂げた。

【読売ジャイアンツ】
1(中)立岡（両）
2(二)井端（右）
3(遊)坂本（右）
4(一)阿部（左）
5(右)長野（右）
6(左)亀井（左）
7(三)村田（右）
8(捕)加藤（右）
9(投)ポレダ（左）

【東京ヤクルトスワローズ】
1(中)比屋根（右）
2(三)川端（左）
3(二)山田（右）
4(一)畠山（右）
5(左)バレンティン（右）
6(右)雄平（左）
7(遊)大引（右）
8(捕)中村（右）
9(投)杉浦（右）