久しく時間が空きましたが、今回から西岡利晃選手について書いていきます。
なかなか時間がとれず、不定期になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
初心者にも分かりやすいボクシングネタで、ボクシング人気の向上を目指していますので、ボクシングファンには少々ベタな選手だったり、物足りない内容になるかもしれませんが、ご容赦ください。
さて日本のボクシング界、昨日も2つの世界タイトルマッチが行われましたが、現在日本人のボクシング世界チャンピオンは何名いるでしょう?
答えは8名です。
◆粟生隆寛:WBCスーパーフェザー級王者
◆井岡一翔:WBC/WBAミニマム級統一王者
◆五十嵐俊幸:WBCフライ級王者
◆内山高志:WBAスーパーフェザー級王者
◆亀田興毅:WBAバンタム級王者(休養王者)
◆佐藤洋太:WBCスーパーフライ級王者
◆西岡利晃:WBCスーパーバンタム級名誉王者
◆山中慎介:WBCバンタム級王者
結構たくさんいますね~。
しかも、ただ多いだけではなさそうです。昨今の彼らの試合を見ていると、防衛戦を重ねながら、実力も兼ね備えた強いチャンピオンが増えていている印象を受けます。
ボクシングファンとしては嬉しい限りです。
この中で、一般的に最も知名度があるボクサーと言えば、やはり亀田興毅選手でしょう。
ただ亀田興毅選手については、過去にさんざん書いてきましたので、もう亀田兄弟の話はやめておきます(^^;)
※詳しくは以下にて
・亀田興毅について(その1)~亀田ってホントに強いの?~
・亀田興毅について(その2)~世界チャンピオンが6人!?~
・亀田興毅について(その3)~作られたチャンピオン~
・亀田興毅について(その4)~ホントに強いのはだれ?~
・亀田興毅について(その5)~それでも亀田に思う事~
では、これら8名の世界チャンピオンの中で、ボクシングファンやボクシング関係者の中で最も評価の高い選手はだれでしょうか?
現在の日本人ボクサーの頂点、最も実力・実績を兼ね備えた選手、それは西岡利晃選手です。
西岡利晃。
ここ1年、彼を取り巻く動向にどれだけ注目し、一喜一憂したか、、、(その理由は後で述べます。)
我々のようなボクシングファンは、ボクサーを注目しすぎるがゆえに、彼らが一般的にどのくらいの知名度なのかが、逆に感覚として分からなかったりします。
西岡選手、日本では今どのくらい知名度が上がったのでしょうか・・・。
インターネットの検索サイトで"西岡"と入力すると、たいだいプロ野球選手の西岡剛選手の次で2番目にリストされます。
とりあえず「にしおかすみこ」よりは上か。いや、でも彼女は芸名が平仮名だし。
3番目以降にリストアップされる人達を見てもそもそも誰か知らないので、2番目の位置がどのくらいの知名度なのか私には判断できません・・・
少し話が反れました。
では、この西岡利晃選手を簡単に紹介していきましょう。
【西岡 利晃】
・現WBCスーパーバンタム級名誉王者
・兵庫県出身の35歳
・46戦39勝(24KO)4敗3分
・日本バンタム級チャンピオンを経て、世界タイトルマッチに計4度挑戦するが王座獲得ならず。
・5度目の挑戦にてWBCスーパーバンタム級王者に就き、現在同タイトルを7度防衛中。
・7度目の防衛戦はボクシングのメッカ・アメリカラスベガスにて防衛成功を果たし、これは日本人初の快挙をされている。
・日本ボクシングコミッションの年間最優秀選手(MVP)に2010年、2011年と2年連続で選出された。
・2012年3月、正規のWBCスーパーバンタム級王者から名誉王者に昇格。これも日本人初の快挙とされている。
さてさて、なんか凄そうな感じはしますが、「アメリカラスベガスでの防衛成功」とか「名誉王者に昇格」とか一般には伝わりづらい内容もありますね。
次回より、この辺の事情も紐解きながら、西岡利晃の凄さを説明していくことにしましょう。
(つづく)
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