愛媛・香川旅行7 鈍川渓谷 | 旅中毒

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2016/5/6

 

翌朝は、椿の湯に入ってみました。道後温泉は本館とこの椿の湯の二つあるんだね。こっちは新しい建物ですので料金もお安く、地元の人は銭湯を使うならこっちに入ることが多いらしい。そりゃ地元の人には、倍額も払っていちいち本館に入る理由はないよねw

  

 

明るい朝の光の中で見る道後温泉駅。新しく駅を作るにしても、ちゃんと1911年に作られた昔の建物を復元しているので、雰囲気が盛り上がるのですよ。今日はここからトラムで松山駅まで参ります。

 

トラムにはこういう「坊ちゃん列車」と名付けられている可愛い列車もあるんだけど、残念ながら乗る機会がなかった。坊ちゃん列車の運行時間は調べてあったんだけど、合わなくてね。まあ、次の機会にでも。

 

トラムの運行本数はかなり多くて、幾度も対向列車とすれ違いました。

 

さてさて、松山駅から一両編成の各停列車に乗って、海沿いを東へ進みますよ。

  

 

動画を撮ってみましたので、よろしければ…。「JR予讃線 松山から今治へ」  いくつもの小さなトンネルを通って進むのが実にツボでした。動画の最後に停まった駅では8分の停車です。電車から降りて駅のお手洗いとかに行ってきてもいいんだって。面白い。

 

今治で待っていてくれた友人に車で拾ってもらい、向かいましたのがこちら、鈍川渓谷。

 

海に行くことは決まっておりましたので、その他に近辺で行きたいところはとチェックして一発で心惹かれたのがここ。駅から遠い山の中なので少し迷いましたが、渓谷好きとしてはぜひとも行ってみたくて。


温泉もあります。今治の奥座敷と呼ばれる鈍川温泉。鄙びた静かな温泉郷でした。旅館で一泊するのも良さそうなのですけど、他にも行きたいところがたくさんありますし、何しろ友人に車で連れてきてもらっていますしね。

 

まずは駐車場に車を停めてもらい、少し歩きます。駐車場には他にも何台か停まっていましたが、歩いていても誰にも会いませんでした。ここは穴場なのかしら…。

 

つつじかな? あまりお花に詳しくなくて。緑一色だったところに赤い色が出てきて鮮やかでした。今治や新居浜、西条、大洲など、ここら辺にはつつじを市の花とする市がいくつもある。

 

途中で川に降りてみました。

 

こっちも動画を撮ってみました。「鈍川渓谷 愛媛県」   今日もいいお天気で良かったわ。澄んだ水に光が差し込んで、波の影が川底に踊る。陽光が樹々の葉を透かして、空気が緑色に染まる…。

 

 

 

何枚も同じような写真を貼っても仕方ないのですが、言葉では説明のしようがありません。ただただ、美しい…。一日中、岩から岩へと伝い歩いたり、座り込んでぼうっと水の流れを眺めたりしていたい。

 

 

私は水が大好きでして、特にこういう岩場を水が踊り落ちていく様子を見るのが本当に好きなのです。どんなに見ていても飽きません。ああ、ここも一日コースだわ。

 

  

 

 

さて、川から上がって駐車場に戻らねばならんのですが、なるべく違う道を通りたいという欲が働きましてね。来た時とは川を挟んで反対側の道に進みました。そしたらフットパスがどんどん上りになりまして、やがて渓流が見えないほど高い場所をトレッキングしておりました。はっはっは。

 

 

途中にあった謎スペース。ここ行き止まりなんですが、「岬」って? 山の中なのに… と思ったんですが、岬とは別に海に突き出している土地の先っぽを指すわけではなく、山でも丘でも、先端が突き出しているところをそう呼ぶらしい。ここはたぶん、突き出しているんでしょう。こうして見ていても全くわかりませんが。

 

何にせよ、この「岬」に至る道には小さな松が育ち始めていますので、やがてこの岬に人がたどり着くことはできなくなるのでしょう。

 

途中、何かの動物の頭蓋骨だけが転がっておりましたが、あれも謎。胴体や脚の骨はなくて、頭だけだったの。他の動物が食べて、一部だけ運んだのかなあ。

 

 

2時間強の山中散歩を楽しんだ後、降りてきて足湯で休憩しました。無料ですよ。土日祝の11時~16時(冬は15時)だけやってくれてるのだ。最高に気持ちよかったです。ここにはこの通り、結構人がいました。みんな、どこにいたんだろう。ドライブだけかな?