チェコ旅行記 40 : ペンション・ウルリーカ | 旅中毒

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2015/12/30


私がロケトで泊まっていたのがペンション・ウルリーカ。左側の建物です。1階はアンティークショップ。私の部屋は2階の向かって左側の2つの窓があるとこね。

 

道を挟んだお向かいのピンクの建物も宿ですよ。ここの1階で初日の晩御飯を食べたのだ。んで、この真ん中の道沿いにウルリーカの入口があります。道の突き当りに見えているのがロケト城ですー!!!  宿から100mしか離れていないのよ。

 

ウルリーカって名前はおそらく、ゲーテに愛されたウルリーケ・フォン・レヴェツォーから取っているのでしょう。72歳のゲーテは17歳のウルリーケの機智と美貌の虜になり、結婚を申し込んだそうな。断られましたが。

 

ゲーテとウルリーケが初めて会ったのがマリアーンスケー・ラーズニェ(カルロヴィ・ヴァリ州の高級保養地。ドイツ語の呼び方マリエンバードの方が有名)、再会したのがカルロヴィ・ヴァリなんですって。

 

お部屋の中はこんな風。壁にマリー・アントワネットの肖像画がかかっておりますね。反対側の壁にも誰か貴婦人の絵があったけど、誰だかわからんかったわ。

 

部屋の窓からこれが見えるのよこれが!

 

上の写真に写ってる奥の方のベッドに寝ていたので、ベッドの頭の方に座って壁にもたれて、ふと外を見るとこれ↑が見える。夜にもささやかにライトアップされています。真夜中にふと目が覚めて窓から広場を見下ろすとこの景色が目に入って、その幸福感と言ったらありませんでしたわ。山の奥の小さな町の小さな広場。大きな町にありがちなけばけばしい色の洪水はなく、穏やかな灯りのともる静かな広場。……を好きな時に好きなだけ暖かい部屋から見下ろしていられる私。

 

古い建物の中にあるけどリノベーションは完璧で、水回りも快適よ。

 

 

朝ごはんルーム。私は左に見えている奥の部屋でね。部屋の隅には冬季のストーブが残ってますね。今はセントラルヒーティングですけど、残してくれているのは嬉しい。

 

毎日少しずつ違っていたけど、これが基本形。チーズとコールドミートのみでシンプルなれど、ハムもチーズも毎日違う種類のを出してくれたよ。あと、チョコクリームのパンとかもついてた。

 

窓からはお隣の家が見えます。

 

 

これは1Fの玄関を入ったとこね。まだクリスマスシーズンですから、可愛いトナカイさんがいる。サンタさんのお手伝いでプレゼントの袋を下げてるのよ。

 

この半螺旋階段がまた、いいのよねえ。私の部屋は、奥に見えてる右手のドアよ。

 

もちろん Wi-Fi も完備。宿の人にパスワードを聞いた時に、ここに書いてあるよ…と壁に貼ってある紙を見せてくれまして、ただ彼らは英語は話しませんのでドイツ語を使ってコミュニケーションを試みてくれまして、「ヴィーフィー」と言ってたのが印象に残りました。私、最初は Wi-Fi をワイファイっていうの知らなくて、「ウィーフィー?」と思ったのよ。笑われたけど、ドイツ語ならヴィーフィーでええんやん。

 

ハンガリーのツァーク村に行く時に道端にいたおじさんに道を聞いた時も、私にハンガリー語は通じないだろうとおじさんがドイツ語で話してくれたんだよな。ツァーク村はオーストリアとの国境がすぐ近くだったし、ロケトもドイツに近い町だし、やっぱドイツ語は普通に話せる人が多いんだろうね。

 

 

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