荷物を減らすテクニック | 旅中毒

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バックパックと少しのお金とパスポートがあればいい。行けば行くほど行きたい場所が増え、人生狂って後悔なし!

どうすれば荷物を減らせるか。もちろん究極の答えは 「快適さを求めない」 だと思います。旅先に日常は求めないってことです。


洗濯する労を惜しまなければ着替えなんて1枚あれば済むとか。娯楽のための物品 (iPod や本) は贅沢品であるとか。「寒いかもしれないから余分に1枚」 を 「寒かったら我慢する」 にするとか。



そういう王道の減らし方の他に、思いつくテクニックを少々。




1.着替えが要る場所に行かない。


こないだ、スペインでババシャツを毎日洗って、ネルのシャツは首筋をつまみ洗いして…と書きました。これ、場所柄が違っていたら、もう少し手を抜いていたかも。


でもね、高級な宿に泊る時には小奇麗な自分でいたいの (バックパック背負ってても)。安物であろうと清潔にしてパリッと身綺麗に! これは礼儀でもあります。場所柄をわきまえましょう! 高級ホテルで毎晩洗濯するのが嫌なら、着替えは要るのだ。


インドで2泊3日のキャメルサファリに行った時は、砂漠に毛布を敷いて寝ていた。当然ながら入浴も着替えもなし。これが1週間でも、同じことだ。ラクダが運んでくれようと大荷物なんて必要ないと言うか、あっても意味がない。


基本的に現地の人が入浴や洗濯を頻繁には行わない環境を選んで周れば、自分も気にしないでいい。結果として荷物も少なくて済むはずだ。




2.暑い国 or 暑い季節を選ぶ。


気温が高ければ、薄くて軽い服だけで済む。(しかし冷房対策が必要な場合もある) 洗っても乾きも早めだから着替えは1枚あればいい。寝間着はペラペラのタンクトップと短パンでいい。サンダル履きで通せるから靴も靴下も要らない。(しかし虫にやられる国では靴を履かないと危険) 野宿を考えているのでなければ寝袋も要らない。


気温50度とかになると暑さもつらいので程度問題ではありますが、冷水シャワーしかない安宿が苦にならない等、経済的にもベター。




3.外食が安い国を選ぶ。


屋台などで安く食事できる国にしてしまえば、自炊の必要もない。てか、そう言う国だと、自炊施設がある宿はめったにない。自炊しないなら用意も一切要らない。スプーンも缶切りもナイフも塩も荷物に入れなくていい。消費しきれなかった食材を次の宿まで持ち歩くこともない。携帯コンロまで持ち歩いていた友人は、私にってはもう別格です。



4.食料や薬が手に入りやすい国を選ぶ。

携帯食料や常備薬は最低限で済ませたい。「いざとなったら買えばいい」 が通用する環境を旅先に選ぶ。




と、まあ、こんな感じに。荷物が少なくて済むのを最優先にして渡航先を選ぶ作戦。どうでしょう。本末転倒な気もしますが。


他には、



5.身につける。


分厚い服を荷に入れて持ち歩くと重たいけど、着てしまえば重く感じない。人によるかな?私の革のジャケット、暖かいよと母に貸したら、「こんな重いの肩がこるわ」 と返されました。測ってみたら3キロでした。この革のジャケットを持ち歩いたら荷物が3キロも増えるわけだ。しかし着てしまえばそれは荷物ではないわけだ。 着ている服を重いと感じない範囲内で、この手をぜひ。厚着し過ぎて暑くなったりさえしなければ。


私は、暖冬・晴天のクルージナポカ (ルーマニア) で宿に向かって歩いていた時、着ていたセーターを荷物にすることを選びました。



余談ですが…


中世ヨーロッパの騎士の甲冑は、武具まで入れると30~40キロあったとか。


でも全身に重量が分散されているから、重くて動けないなんて事はなかったそうな。訓練された騎士なら、走ったり戦ったり馬に飛び乗ったりできたと言う。あ、でも、甲冑は熱がこもりやすいので熱中症になる人もいたそうです。やはり重さより暑さが問題か。





ここから下は、ちょっと正論に立ち返って…



6.兼用/代用する。


夜にシャワーして汗と汚れを落としたら、翌日着る服を着て寝ればいい。これで寝間着も要らない。(私もやったことあります) 


体を洗うタオルの代わりに、その日はいていた下着や靴下を使う。入浴後は、その前に着ていたシャツで体を拭く。(私はやったことないし、やろうとも思わないけど、リーズナブルだとは思う)



7.買うか、諦める。


「いざとなったら買えばいい」 です。敢えて準備をしておかない。現地で売っていな買った場合、諦めて不便を忍んでいればいずれ慣れる。


私の友人が女性用の生理用品をインドで購入しましたところ、おむつか座布団かと思うくらいデカかったそうな。しかしそれでことは足りたのだ。


とある宿ではトイレットペーパーの代わりに丸めた新聞や雑誌を使っていた。どうも心地良くないので持参のティッシュを使ったが、慣れるしかなければ慣れるだろう。ちなみに、トイレットペーパーを持ち歩いていると、他の外国人旅行者にたかられることがある。


快適さを諦めたはずの人たちが、その快適さを目の前にすると、ヘタレるのだ。いっそインド式に手と水で洗えば一番いいかもね。…水がある場所でならね。



ほかにもっと有効な手段ないかな~。




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