午前5時47分の時計台 | 音楽・映画・スイーツをご提供致します。

音楽・映画・スイーツをご提供致します。

韓国映画、ドラマ、たくさん観たい!
渡辺美里、岡村靖幸、佐野元春、大江千里、EPICで育ちました。

阪神淡路大震災がテーマの舞台。

昨年の神戸公演から1年、

再演として今年は東京公演も追加されました。


主演はいしだ壱成くん。

神戸公演ではなんとお父様の石田純一さんと1夜限りの初共演!


親子初共演として話題にもなり

新聞やテレビにも取り上げられました。

{B5A299C7-D0CD-4D91-8A6D-BCE3FC5D1F8C}

私は今回その親子初共演の日は行けなかったのですが、

5/19(金)の神戸と6/4(日)東京の千秋楽を観劇。


※神戸は開港150年とのことで、

松方ホールではこのチラシも配布されていました。

{1B5D7583-02D8-40AD-B440-33DEEED212EB}

{72C2526C-7914-4F10-AC29-A50385A22543}


震災、別れ、死など重いテーマなのに、

日替わりでスペシャルゲストを取り入れたり、

牛乳屋さんの演技が段々アドリブ化していき面白くなっていたり、

ご当地ネタを取り入れたり、

悲しいシーンだけにとどまらせていなかったのが良かったです。


実際、震災を経験された方々が出演されていたので、

リアルな心情も伝わりました。

 

その中でも主演のいしだ壱成くんの演技力には圧倒されました!


前回に引き続き、

時を操るカイロス役。


指をパチンと鳴らすと時が止まるシーン。

そのポージングひとつで

現実と非現実の空気感を変えてしまう。


切なさ、強さ、悲しさなど、

心の迷いをその一瞬で感じられる演技力の振り幅!

音楽と照明の使い方でより一層伝わりました。


そういう中でも、

普通にいしだ壱成くんご本人になるシーンがあります。


神戸で見たスペシャルゲスト

山口良一さんの

「あれ?壱成くんだよね?」

と壱成くんが素になる引き出し方も自然で上手でした。


千秋楽では元宝塚歌劇団月組の

都布良ひとみさんがゲスト。

この方も震災を経験されたそうです。


「あれ?いしだ壱成さん?」

と壱成くんの格好良さをファン目線で伝える都布良ひとみさん。


急に現実に引き戻された壱成くん!

照れながら膝から崩れ落ち、

笑いを取るシーンもありました。


ドラマ『未成年』コンビも再び☆

北原雅樹さんとのシーンも含め、

こういうのを散りばめて下さったのも

ファンとしては嬉しかったです。


最初と最後は家族の何気ない会話、

普通の生活

これが幸福の象徴ですね。


死が訪れても

生活が変わっても

前に進むこと。


セリフ以外にもたくさんのメッセージが込められた舞台でした。


スーパーダンガンロンパ2の脚本、演出、

そして今回の舞台まで手掛けた山本タクさん、

そしてそのどちらの舞台にも立たれたいしだ壱成くん、

2か月近くにも及ぶ稽古に励んだキャストの皆様、

本当に本当にお疲れ様でした。


情緒ある神戸の街をたくさん歩き、

神戸開港150年という歴史を知り、

震災から復興までの道のりを知り、

私も神戸が好き!

と思う旅であり舞台でした。


また来年皆様にお会いできますように☆

{7DD15303-05C3-4326-ADAC-E8EECD57326E}

{7FF4E784-6B70-4737-803F-2DF0499B461F}

{34F4991D-13BF-4632-96D2-0687B32F00DE}