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おはようございます。
あなたの本心が、どんな人間になりたがっているかを明確にする方法があります。
それは、「嫌だな~」とか「合わないな~」とかっていう人との出会いや、つながりを大切にすることです。
生徒くん
「えっ?嫌です。僕は光だけを見ていたいです!キラキラ~。」
そういえばこの間、なんかの雑誌の占いコーナーに、
「闇を想像するから闇が生まれる。光だけを想像すれば光しか経験しない人生を送ることが出来る。」
って書いてましたけど、光しか経験出来なかったら、もはやそれが光かどうかすら確かめる方法がないので、光すら経験できなくなってしまうんですけどね。
生徒くん
「はっ?何言ってんすか?」
例えば、この世界にめっちゃうまい食べ物しかないとしましょう。
「めっちゃ最高じゃないですか!良い世界ですね!」
果たして本当にそうでしょうか?
ではこの世にめっちゃうまい食べ物しかなかったら、どうやってそれを「めっちゃうまい!」と判断すればいいですか?
生徒くん
「はっ?だから普通に食べたらいいだけでしょ。食べて、「めっちゃうまい~」っていえばいいだけ!以上!」
口に入れるもの全部めっちゃうまい世界なのに、なんでその食べ物がめっちゃうまい~ってわかるんですか??
生徒くん
「えっ?めんどくさいな~も~。んなもん感覚!感覚でうまけりゃうまい!それでOK!」
全部の食べ物がめっちゃうまいってことは、全部の食べ物が同じくらいめっちゃうまいわけで、全部同じくらいってことは、つまりそれって全部普通ってことじゃないですか?
生徒くん
「んっ?つまり何が言いたいんですか?ちょっと朝から混乱が・・・。」
つまり、まずいものとか普通のものがあるからこそ、めっちゃうまいものと出会ったときに大いに感動できるんですよ!ということです。
まずい!があるから、うまい!があるんです。
例えば、
プロ野球選手が全員イチローと同じ成績ばっかりだったら、イチローは世界最高のプレーヤーじゃなくて普通のプレーヤーになりますよね。
生徒くん
「確かに。みんなイチローと同じ成績なら、イチローはその中では普通ですね。」
そう。
そうなんです。
イチローが光だとしたら、みんなイチローと同じ成績(光しかない状態)で、本当にイチローの良さに気づけますか?無理です。
イチローより成績の悪い選手がいるから、イチローがすごい選手だと気づけるのです。
生徒くん
「闇があるから、光の存在が際立つとかそういう関係の話ですか?」
あ、そうです。(別に成績の悪い選手を闇と言っているわけではないですよ!)
で、自分がどんな人間になりたいか明確にするには、この理論を使ってしまえばいいんです。
どういうことかと言いますと、
「嫌いだな~」とか「合わないな~」と思っている人がとっている行動や態度と真逆の行動や態度を心がける。
例えば、時間にルーズな人が苦手なら、あなたは時間厳守を徹底してください。あなたはきっと時間を大切に使いたい人なんです。
デリカシーのない人が嫌いなら、あなたは繊細に優しく接することを徹底してください。あなたは人に優しくしたい人なんです。
ネガティブなことばかり言う人が嫌いなら、あなたはポジティブなことを言うように意識してください。あなたは明るく前向きに生きたい人なんです。
自分の心がざらっとするとき、それはあなたの本心に気づくチャンスです。
闇があるから光の大切さがわかるように、嫌だな~とか合わないな~という人がいるから、あなたが本当はどんな人間になりたいのかに気づくことが出来る。
僕はそう思います。
生徒くん
「つまり、やりたくないことや嫌いなことの裏側に、やりたいことや好きなことが隠れてるよってことですか?」
そうそう。そういうことです。
だから僕は周りが闇ばっかりでも全然大丈夫です。
そういう場所のほうが、小さくてきれいな光を見逃さずに済みますから。キラーン!
もしも今あなたのいる環境がとても劣悪でしんどい!ということは、あなたも、「普段は見落としてしまいがちな小くてきれいな光(才能・本心)」を見つけることが出来るチャンスかもしれませんね。
光だらけの真昼間じゃ、星なんて見つけられませんからね。
ということで今日は「嫌の裏側に好きが隠れているのね!」と言いながらポチ!いつも応援ありがとうございます。
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