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おはようございます。
あなたが今いる環境は、自分自身を成長させてくれる環境ですか？
リチャード・エドモンドソンという方が、「優秀なチーム」と「そうでないチーム」の違いを調べる研究をするため、「もともと優秀なチームとしての条件を満たしているチーム」「そうでないチーム」などの見立てを立てて、いくつもの医療チームを見て回りました。
エドモンドソンは、「おそらく優秀な医療チームはミスが少ないんだろうな」という仮説を立ててみました。
ところが研究の結果、驚くべき事実が発覚します。
なんと・・・
優秀なチームだと見立てを立てていたチームのほうが圧倒的にミスが多い！
おかしい・・・。
エドモンドソンは考えます。
もしかして・・・・
もしかすると・・・・
「ミスが多いのではなく、どんなミスでも隠さずにしっかりと報告しているから数が多いように見えるのでは？」
新たな見立てを立てて、再度検証した結果・・・・
なんと「優秀なチームとしての基準を満たしていない医療チーム」は、隠せそうもない死亡事故などのミスは報告するものの、それ以外の多くのミスは外部に漏れないように報告すらしていませんでした。
一方、「優秀なチーム」に関しては、些細なミスもしっかり報告しており、実際のミスの件数は隠しているチームに比べて圧倒的に少ないということが立証されたのです。
ここで重要なのは、
「失敗して学ぶか、学ぶこと自体に失敗するか？」
ということです。
優秀なチームは失敗して学びを深めていますが、そうでないチームは学ぶこと自体に失敗しているのです。
この研究の結果から、
「統率されたチームは心理的な安全性が確保されている」ということが判りました。
つまり、必要以上に責められない、怒られない、恥をかかされないとわかっていて、失敗を学びに変える雰囲気がチーム全体にあるということです。
この安全性の確保が、才能を育てるための初期段階では最も重要になってくるわけです。
ミスをしたら怒られる、責められる、恥をかかされるとわかっていたら、報告すべきミスも報告できませんし、そうすると誰も学べず、誰も成長できないまま水面下でミスが頻発するという最悪の事態になりかねません。（というか日本の企業の多くがそうなっている気が・・・。）
あなたの今いる環境は、心理的な安全がありますか？
あなたがリーダーだった場合、心理的な安全をチーム全体に与えることが出来ていますか？
「失敗して学ぶか、学ぶこと自体に失敗するか？」
どちらのほうが自分にとって良い人生になるか、一度考えるいい機会にしてくださいね。
ということで今日は、「失敗して学ぶわ！」と言いながらポチ！いつも応援ありがとうございます。
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