今日のヒント  #3715


「見えない世界はありますか?」


>>>  今日中に、この言葉を誰かに言ってみよう。


今日もありがとうございます。

普段はコンタクト派の倉橋竜哉です^^


「メガネをつけなさい」

と言われたのは、健康診断の時のことでして


中学生の頃、急速に視力が悪化した時期が
ありました。

いつの間にか黒板の文字が見えづらくなっていて、

でも薄目を凝らせば、なんとか見えなくもない・・・

そんな視力の日々が続いておりました。


ある時、学校の健康診断で視力が落ちていることを
告げられまして、

できればメガネをつけたほうが良いと言われました。


でも「なんとか見える」状態だったので、
それでいいやと思っていたのですが、

ある時、クラスの席替えで教室の一番うしろの席に
なりまして、完全に黒板の文字が見えなくなりました。


これはヤバイ・・・

ということで親に相談をして、

「うちの家系でメガネをしている人はいないわよ」

なんて言われて、

確かにそうだな、なんて思いながらも、眼科に行って
処方箋を書いてもらい、メガネ屋さんに行きました。



数日後、できたメガネを取りに行きまして、

店内で着用したまま、一歩外に出たときの感動は
今でも覚えています。

「雲が見える・・・」

いままで霞のかかった空のように
モヤっとしか見えなかった青空が

くっきりとした水色と、
輪郭のはっきりした雲が見えて驚きました。

ああ、空ってきれいだな・・・と。




山に目を向けると、

今までだったらぼんやりとした緑のカタマリ
だったのが、

木々1本1本のグラデーションまで
見ることができます。


町を歩ければ、うるさいぐらいに看板から
いろんな情報が飛び込んできます。

地元なのに、オノボリさんのようにキョロキョロ
見回してしまいました。


今まで自分はモヤのかかった世界に住んでいて、

でも、それが当たり前だと何の不思議にも
思わなかったけれど、

メガネを手に入れることで、

世界はこんなにも
鮮やかで彩りが豊かなんだ・・・

ということに気付かされました。


そんなちょっとした「感動体験」が
中学生の頃にあったのですが、

その後も、似たような「感動体験」をすることが
ちょくちょくありまして、

というか、大人になった今でも、
ちょくちょくありまして、


それは、どんな時なのかと言うと

「何かを学んだ時」であります。


今まで自分が知らなかった世界、

ぼんやりとしか見てなかった世界が、

その世界のことを教えてもらうことで、
細部までクリアに見えてくることがあります。

「これって初めてメガネを掛けたときの
感動によく似ているな・・・」と。


今まで見えなかったり、ぼんやりとしか見えなくても
特に困らなかったけれど、

一度クリアな世界を見てしまうと、
もっとその世界のことが見たくなる。


そんなメガネを渡してあげることが
「教育」なんじゃないかな・・・

なんてことを考える今日このごろであります。


これまで学ぶ側として、たくさんのメガネを
受け取ってきました。

一方で教育者として、どんなメガネを渡せば
良いのか、

・より精度の高いメガネを

・同じ精度なら、より気軽にかけられるように

・より楽しくワクワクしてかけられるように

そんなことを考えながら、自分の指導法を
見直す日々であります。


これをお読みのあなたは、これまで
どんなメガネを受け取ってきましたか?

そしてどんなメガネを渡してきましたか?




★まず私からあなたにこの言葉をお届けします


「見えない世界はありますか?」



「ゆるし」のメソッドが本になりました
「ゆるせない!」がスッキリなくなる方法
(倉橋竜哉 著 かんき出版)

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★★ おまけ ★★
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今朝「天才のヒント」が出せない夢を見まして、

いろんな用事が積み重なって、
記事を書いている時間が全く無い、

どうしよう、どうしよう・・・みたいな。


ふと目を覚ますと、
完全に寝坊をしておりました(<おいおい!)


昨夜は私の著書でお世話になったフォレスト出版の
編集長さんとサシで飲んでおりまして、

話が熱くなって、つい飲みすぎてしまった
ようであります(反省)。


それでは今日も行ってきます(^o^)/

謙虚に学び、大いに楽しむ一日となりますように