今日のヒント #3355
「苗を育てたことはありますか？」
今日もありがとうございます。
実家が米農家だった倉橋竜哉です。
「新しい苗を植えてみました！」
半年前にそう言ってくれたのは、講師仲間の女性でして
以前、この天才のヒントで
「田んぼシリーズ」
という話をしました。
田んぼというのは、「自分の専門領域」と
言い換えてもいいかもしれません。
仕事でも、家事や育児でも、あるいは趣味でも、
何でもいいと思うのですが、
田んぼ・・・つまり自分の得意分野を育むにあたって
まずはタネを蒔いて、やさしく注意深く苗を育て
土を起こして、畦(あぜ)を築いて、水を張って田を作り
１つ１つ丁寧に苗を田に植えていきます。
病害虫や暴風雨から守りつつ、稲穂まで育て、
収穫された米を使い、翌年は少し植える苗を増やして
コツコツと田んぼを広げてみたりするわけです。
大きな田んぼを持っている人と仲が良ければ、
その一部を借りることもできますし、
（いわゆるコネですね）
自分の田んぼに余裕があれば、人に貸して
育ててもらうこともできます。
これをお読みのあなたは、どんな「田んぼ」を
お持ちでしょうか？
さてさて、
７２種類の季節を表わす七十二候では、
明日までの５日間、
「霜止出苗（しもやんで なえいづる）」
になります。
朝も暖かくなり、霜が降りなくなって、
苗が育ち始める季節
ということですね。
地域や稲の品種にもよりますが、関西から東は、
田植えの季節も目の前であります。
米を植えたことがある方ならわかると思うのですが
１粒の種もみ（米つぶ）から苗が出て、
苗を田んぼに植えると「分けつ」といって、
１株が６株ぐらいに増える時期があります。
やがて１株１株に頭を垂れるほどの稲が実って
たった１粒の種から、約５００粒の米が
穫れるようになります。
冒頭で紹介した
「新しい苗を植えてみました！」
と言ってくれた女性は、
呼吸法のクラスの講師を始められた方でして
クラスを始めるにあたって、
「やりたいけど、未熟な私にはまだ難しい・・・」
と思っていたそうです。
でも、田んぼシリーズの話が、彼女の中の何かを
変えたようでして、
いきなり大きなことをやるんじゃなくて
まずは小さく、苗を育てるところから
始めればいいんだ・・・
ということに気づいたとのこと。
始めるまでは、けっこうな年月がかかりましたが、
始めてからは早かったですね。
まるで苗や稲穂の成長のように、あれよあれよと
いうまにスクスクと育ちまして、
今では自分の田んぼだけでなく、他の田んぼを借りて
クラスを開催するまでになっています。
素晴らしいテップアップですな・・・
もうすぐ４月も終わりですが、
この１ヶ月の間に、何かしらの「新しい苗」を
育て始めた方も多いのではないでしょうか？
新しい環境、新しい学び、新しい趣味、
新しい仲間・・・
焦らず、たゆまず、コツコツと丁寧に手入れをすると
いずれ豊穣の実りをもたらすことでしょう。
ちなみに以前、天才のヒントでお話した
「田んぼシリーズ」はこちら
◆ 田んぼについての記事(4件)
お役に立てば幸いです。
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「苗を育てたことはありますか？」
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★★ おまけ ★★
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私自身の中で、去年の「田植え」は、
この２つでしたね。
↓
◆ブレスプレゼント47 ～呼吸からの贈り物～（講演）
>> http://www.mybreath.jp/pb47
◆呼吸を変えると、人生が良くなる（書籍）
>> http://www.mybreath.jp/book002
去年に種まきをして、コツコツ苗を育て、
おかげさまで良き実りとなりました。
今年の田植えはこれになりそうですね。
↓
◆ブレスプレゼントクラス＜ゆるしの章＞
http://mybreath.jp/ach/yurushinochikara
まだまだ苗を育てる段階で、
これから田植えをしようか・・・という
感じですが、
スクスクと育っている実感があります。
まあ、焦らず、たゆまず、コツコツと手入れを
していきたいと思います^^。
今日は明日の静岡講演の準備をします。
みなさんとの禅画ツアー、楽しみですな。
それでは行ってきます！
みなさんも、どうぞ良き一日をお過ごしください(^o^)／