ご訪問いただきましてありがとうございます。
>>このブログが初めての方はこちら
>>このブログの目次はこちら
学校を卒業して社会に出ると、資格を取得してキャリアアップ、スキルアップを図りたいと考えている方も多いでしょう。
資格を取得すれば、会社の中で重要なポジションを任されることもあります。
また、独立・起業の礎を築くことができるかもしれません。
そして、資格を取得すれば、何よりも自己充足感が得られるはずです。
しかし、多くの社会人は、日々の仕事に忙殺され、なかなか資格取得の第一歩を踏み出すことができません。
また、踏み出したとしても、途中で挫折したり、投げ出してしまったりすることもあるはずです。
そんなときは、自己嫌悪に陥ることもあるでしょうし、同僚に笑い話のネタにされることもあるでしょう。
「なかなか資格取得の第一歩が踏み出せない。」
「資格取得にチャレンジしたけれど挫折した。」
そんな経験をお持ちの方に、是非読んでいただきたいのが、この一冊です。
「仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法」多田健次さん著
「仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法」の著者の多田健次さんは、専門学校で公認会計士講座の講師をされています。
14年間に3000人以上の指導実績があり、大変人気の先生です。
多田健次さんはすでに勉強に関する書籍を何冊も出版されていますが、この「仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法」は、社会人で時間が無い中、いかに資格試験をクリアしていくかについて書かれています。
私自身「仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法」を読み、とても感銘を受けましたのであなたにも紹介させていただきます。
まず本書の最初に、「学習」ではなく「楽習(がくしゅう)」というスタイルを身に付けることについて書かれています。
「やらされる勉強」ではなく、「やりたいと思える勉強」を実践していくのです。
勉強が楽しくなれば、飛行機の自動操縦のように、ゴールまで自然とたどり着けますよね。
本書には「楽習」を生むための4要素が書かれているので、資格試験の勉強をスタートする前に、見ていただければと思います。
さて続いては、勉強するときの「心」の管理について書かれています。
多田健次さんは、心理学の公認カウンセラーでもあり、メンタルヘルスマネジメント検定マスター資格も取得されています。
勉強における心の管理については、造詣が深いと言えるでしょう。
「仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法」では、心理学の視点から、わかりやすく実践的な内容が書かれています。
現在、勉強に行き詰っている方は、ここを読むだけで気持ちが楽になるはずです。
その次に、勉強の「環境」づくりについて書かれています。
「10%ルール」「ノート活用法」「誘惑に負けない勉強部屋の作り方」など、気になる内容が目白押しです。
環境は、心の問題とは異なります。
一度実践してしまえば、続けるのに意志力が必要ではありません。
環境づくりで出来ていないことがあれば、絶対にやっておいて損はありませんね。
そして次に、勉強時の「時間」の使い方について書かれています。
この「仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法」では、1日を9種類の時間に分けて管理すると書かれています。
しかし中には、時間管理、スケジュール管理が苦手という方もいるでしょう。
私もその一人です。
スケジュール通りに進まないとイライラしてしまい、元の木阿弥となってしまいます。
私を含めたそういう方のために、最後に「2日間ワンセット法」という手法も紹介されています。
この手法は、1日の時間管理の遅れを、2日間ごとにリセットするという方法です。
時間管理が苦手な方も、これで継続できるでしょう。
さて、ここまで「仕事と無理なく両立できる 毎日続く勉強法」の内容について簡単に見てきました。
本書に書かれている「心・環境・時間」のコントロールを上手にして、仕事をしながらでも無理なく資格取得を目指しましょう。
あなたにも多田健次さんのこの一冊を、是非、お読みいただければと思います。