勉強は何時間すればいいのか?その5『日常生活』 | 衛生管理者・エックス線作業主任者・危険物取扱者の合格率約90%の試験対策ブログ

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資格試験を受験する時、どれくらい勉強すれば良いかは、人それぞれ違います。

ここでは、その勉強時間が、おおよそわかる方法を紹介いたします。

私は、6つの条件から勉強時間を割り出すのが良いと思います。


今回は、「勉強は何時間すればいいのか?その5『日常生活』」についてです。
(その1からその4、その6はこちら↓)
■勉強は何時間すればいいのか?その1『使用する教材』
■勉強は何時間すればいいのか?その2『過去の受験回数』
■勉強は何時間すればいいのか?その3『過去の受験内容』
■勉強は何時間すればいいのか?その4『仕事との関連性』
■勉強は何時間すればいいのか?その6『まとまった時間』



勉強は何時間すればいいのか?その5『日常生活』

皆さんは、日常生活において、どのようなことに興味をお持ちですか?

普段から、試験に関係する情報に興味があるかどうかで、試験勉強の時間が変わってきます。


例えば、あなたが『行政書士』を受験したいとしましょう。

行政書士は、書類作成のプロフェッショナルで、自営業者の営業許認可の届出作成などを行います。


例えば、私が中華料理屋さんを始めようとする場合、飲食店の営業許可証を保健所から発行してもらわなくてはなりません。

その営業許可証を発行してもらうには、申請書類をそろえる必要があります。

しかし、私は何をそろえて、どのように申請すればいいのかわからないので、行政書士さんにお願いして代理で書類を作成してもらうのです。

このように事業を始めようとする人が、作成できない必要書類を代理で作成して報酬を得ることができるのが行政書士です。


まず、行政書士の試験に、すでに合格した人を見つけます。

その人は、行政書士の試験に300時間の勉強で、合格した人だとしましょう。

では、その人の300時間をもとに、自分だったらどれくらいの勉強時間で合格できるかを計算します。


行政書士の試験は、『憲法』や『民法』などの法律関係の知識がメインになりますが、『一般知識』という科目もあります。

一般知識は日ごろから、政治、経済、社会について、新聞、雑誌、専門誌、ニュースなどから情報をチェックしていないと難しい問題です。


ですから、まず、その人に、このような質問をしましょう。

「普段から、社会の出来事をチェックしていましたか?」

すると、その人は「私は、新聞を2誌とっています。それらの中で興味のあることを、きり抜いて保管しています。」と教えてくれたとします。

つまりこの人は、新聞を2誌とって、一般知識の勉強の材料にしていたのです。

ここで大切なことは、その人はもともと新聞を2誌もとって勉強していたのか、それとも受験のために始めたのかということです。


さらに、その人にこのように聞いてみましょう。

「試験勉強を始める前から、そのようなことをされていたのですか?」

すると、その人は「そうです。試験勉強を始める3年前からやっていました。」と教えてくれます。


この人は、試験勉強のために情報収集を始めたのでありません。

もともと一般知識に興味を持っていたのです。

このような人は、勉強時間が比較的少なくて済みます。

なぜなら、試験勉強を始める前から、蓄積された知識が土台となっているからです。

一般知識の場合、過去の出来事などを知っていた方が、昔の知識と今の知識が結びついて、記憶が強くなります。


しかし、受験のために情報収集を始めた人は、そのときからの知識の蓄積になります。

そのような場合、やはり勉強時間が比較的多くなります。

つまり、試験に関連しそうなことに、日常生活の中でどれだけ興味を持っているかが大切なのです。


よって、自分が受けようとする試験に合格した人よりも自分の方が、日ごろから興味を持って情報収集していれば、勉強時間を300時間のままにするか、300時間からマイナスしてもいいでしょう。

しかし、自分よりも自分が受けようとする試験に合格した人の方が、日ごろから興味を持って情報収集していれば、勉強時間を300時間にプラスしましょう。


上記では、新聞で情報収集していましたが、他にも試験に関係する本を読んだり、講演会に足を運んだりしている人がいます。

同じように、試験勉強を始める前から、情報収集をしている人は、知識の土台ができています。


ここでマイナスにしたり、プラスにする時間は、他の条件のことを考えながら常識的な範囲で、判断してくださいませ。


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