060329 ただひたすらに明日へと
捨て去られた哀しみ背負い
階段を上る先の扉を
開けずにはいられない


抑え付けられた目に映った
後ろ指さしあざ笑う視線
激動の時代へ続く道を
選ばずにはいられない


たとえその手に掴むのが
闇へしか通じない鍵でも



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